賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

冬絵展とUNISEX

この前、ツタヤでDEATH CAB FOR CUTIEってバンドの「Transatlanticism」ってアルバムを借りたんですよ。
それがどうしたって話なんですが、ジャケットがですね・・・


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     か、カンスケぇ~~!!

こんばんわ、緊縛プレイに興味なしの賽の目です。

SM度診断テストでも、ばっちり平均値でしたとも!
ということで、2月26日に、「冬絵・展」に行ってきたんですよ。今日が最終日でしたなあ。

冬絵展は、今年で三回目でありますが、最初の時は、そういうところに行くのは慣れてなかったものですから、ドアを開けて中に入るときはドキドキしたものですよ。
初めてGoFaへ行ったのは、安倍吉俊展でしたっけ。安倍吉俊冬目景(1)→冬目景(2)→あずまきよひこ冬目景(3)という、ある意味とても分かりやすい行き方をしておりますです。

そういえば、今年の入場チケットが、なんだか立派なモノになっちゃってまして、「おおっ」となりました。去年と一昨年は、こんな感じだったのにい。や、なんかずっと、財布に入れっぱなしだったみたいで、今驚いているところなんですけど、ファンなら大事に保管しておけよと。いやあ、すっかり忘れてました。

忘れてたといえば、「羊のうた」のテレカなんぞも、ひょっこりおサイフから出てきまして、これまたビックリしましたよ。こんなの買ってたんだあ(しかも2枚!)。一体いつ買ったのだろう・・・全然覚えてないんですけど~。

しかし、偶然なんですが、ワタシが初めて冬絵展に行った日(2005年2月22日)は、豆鯛さんが、ブログを立ち上げた日なんですねえ。勿論ワタシは、その頃はブログのブの字も知らなかったです。
豆鯛さんが記念すべき第一回目のブログの記事を更新されている、まさにその時に、ワタシは高城千砂の絵を観てウルウルしていたワケでして、これもU2の取り持つ縁だなあと(どこがだ)。


まあまあ、それはさておきまして、今回の「冬絵展」は、展示数はちょい物足りなかったのでしたが、羊あり、幻影あり、イエスタあり、ネズミあり、初期の絵ありと、なかなかバランスの取れた内容でした。カテジナさんの絵が展示してあったのは、ちょっと笑ってしまいましたが。おかしいですよ、カテジナさん!

グッズもなかなか充実しておりましたが、ええ!ワタシは、なにひとつ買いませんでしたよ。「グッズ買うならマンガ買え」って、死んだばっちゃんが言ってたから!(でもテレカは買ったんだよなあ、昔のオレ_| ̄|○

そういうことで、渋谷ブックファーストでマンガ買ってきましたよ、ええまあ、ほんの7冊ほどですが
とらのあなで買った方が良かったかなあとか、ちょっと思いましたが、あまり長時間、花粉の舞う中を歩き回りたくなかったので、断念いたしました。いちば仔牛さんの「圏外です!」2巻は、カラーイラストカードが付くと後に知って、死ぬほど後悔しましたがっ。カラーかよ!カラーときたかっ! 先に言ってくれよ~(泣)

それはともかく、2巻もセブンが相変わらず、いい味出してましたね。このネタが一番笑わせていただきました。
奥さまはアイドル」(師走冬子)は、なんつうかもう、「ごちそうさま」としか言い様がない、バカップルぶりでございました。カップルというか、夫婦なんですが。
二人の馴れ初めとか、「エアマスター」を超える結婚決定日本新記録っぷりですよ。もう好きにしてくれ。
ちなみにキャラ的には、博嗣のお母さんが気に入りました。若いなあ。

スーパーメイドちRみさん」の6巻は(芳文社なので伏字)、ちHゆさんのメイド姿は、特攻メイドサンダーの人みたいだなあとか、漆DさんもメIドにするとは強引な・・・とか色々書きたいことがあるのですが、こんな伏字まみれじゃ書く気がしねえよ!こんな伏字だらけの世の中じゃ・・・ですよ。



ええと、他の作品については、また後で書くことにして、ようやく昨年購入した、桐原いづみさんの同人誌(UNISEX)を読破したのですよ。やはりこういうのは、時間に余裕がある時に、じっくりと読みたいじゃないですか。

初期の頃の作品、「ガンパレード・マーチ」の同人誌などを読むと、桐原いづみが、桐原いづみになる前の絵が堪能できますな。いやあ、これは言われなければ分かんないわ~。
関係ないが、ワタシはガンパレって全然知らないので、というか「ガンパレード・バキ」(←必ず原さんがボコられる)しか知らないので、原さんが出てくるたびに笑いがこみあげてくるのは、いかんともしがたいものがある。

ガンパレ」本以外ですと、ほぼ現在の絵柄になってますなあ。「UNI-MIX」など読んでみると、思ってたより多様なジャンルの作品を手掛けてるのだなあと、少々意外な思いがしましたが、個人的には「式神の城」本が、懐かしいこともあって楽しく読めました。いやあ、懐かしいですよ、色々。

本命の、現在vol.27まで巻数を伸ばしている「RAGNAROK ONLINE FANBOOK」シリーズは、これはもう完全に桐原いづみワールドになってますなあ。

vol.11の「不協和音」では、こんなキャラが登場して、ああ、桐原いづみのマンガを読んでるなあと、しみじみ思いました。最初の頃は、桐原いづみのこういう毒っ気がニガテでねえ。

vol.24の「Present」では、片思いの女の子が、クリスマスにマフラーを渡すという、「それなんて別冊マーガレット」な話も出てきまして、このベタベタっぷりもまた、桐原いづみらしいなあと。

vol.23「Warning」では、こんなシーンも出てくるのですが、つ、捕まっちゃいますよ、桐原さん! あ、日本じゃないから大丈夫なのか? 基本的に桐原いづみの描く小さい女の子は皆可愛いのですが、犯罪行為はいけません

そんなこんなで、やはり最近の作品ほど、ワタシたちの知ってる桐原いづみが色濃く出ているなあと、楽しく読ませていただきましたが、全部読むとなると、1冊210円で購入したとしても、5000円以上かかってしまうのが玉に瑕。
ここはやはり、4月28日発売予定の、「ココノカの魔女」(双葉社)に期待しましょう。900円するけどね! たけ~。