賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

アワアワとマンガ感想(一応完成)

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ミッション、完了。

予定通り、限定版&イラストカードを入手致しました賽の目です。ギョッギョッギョ・・・(気味悪い声で笑うな)。
個人的に、同じ本を2冊も買うというのは、非経済的だな~と思うのですが(買ってる、買ってる!)、まあ、この最新刊は、お祭り騒ぎの巻ですし、2冊買いもオッケーかなと。無道綾那はメイドのホームラン王だ――!

なあんて、誤解を招く発言は控え目にして、ええと6巻は、なかなか大胆な加筆修正が多い巻となっておりました。以前紹介した、朱炎雪のコマとか、モロに変更されてるんすわ~(→)。このシーン、気に入ってたのにい。林家志弦センセイのいけずぅ~! いやいや、単行本ヴァージョンのも好きですけどー。つか、イスパニア剣術の使い手は、朱炎雪じゃなくって、槙先輩の方でしたね、ふはは。朱炎雪はなんか、中国雑技団っぽいぞ(笑)

んで、このコマなどを比較してみると(→)、雑誌掲載時は忙しくって、スクリーントーンを貼ったり、人物を描き込んだりするヒマがなかったんだろうなあと覚えず推察してしまうのですが、上記の朱炎雪のコマや、こちらのコマのように(→)、人物の構図が変わってたりしてるのもあったりして、なぜ雑誌掲載時のものでは満足がいかなかったかなど、ゆるゆると勘繰ってみるのも、また一興でござります。2chこのスレで、変更一覧が載ってて、参考にさせていただきましたよ。お疲れさまっす。


ということで本題ですが、ようやっとアワーズを3ヶ月分、一気読み致しました。今回はマンガ酔いはなかったっす。つか、今月のアワーズは、楽しく読めたなあ。「アニメがお仕事」(石田敦子)には泣かされてしまいましたが。ああ、もう! 人が死ぬ話は禁止、禁止~! こちとら、メルクーリオだけで手一杯なんですよ。心太郎(「絶滅寸前!」@二宮ひかる)と同じ心境なのですよ。ひどいよ~~

まあ、しかし、何度も書いてますが、やっぱり「アニお仕」は、まとめて読んだ方が良いかもですなあ。石田敦子のマンガを毎月読んでると、なんとなくウンザリしてしまうところが、なきにしもあらずなんですが、数ヶ月ぶりに読むと、ひどく新鮮だ。端的にいうと、個性が強すぎるのだな。アクが強いとも言う!(笑)

さらに、谷川史子さんの読切(「早春のシグナル」)は、ちょっぴり百合風味と、「ホームメイド」の2巻の路線を継承したような作品でした。コミックシルフに載った、山名沢湖の読切(「クリア・クリア・送信」)といい、時代は今、百合なのか!?

コミックシルフも、感想を書かなくちゃと思いつつ、うっちゃってしまっておりますが、林家志弦の「ビージェネ!」は、思ってたよりも、はるかに硬派なマンガで驚きましたな~。もっとおちゃらけた作品になるかと思ってました。「シスターレッド」の借りを、ここで返すのですかねえ。「エアマスター」の主人公をそこはかとなく彷彿させる、「ビージェネ!」のヒロインは、なかなか気に入ってしまったので、続きが楽しみですよ。続きがあればですけどね・・・

などと、暗くなってる場合じゃなくって、それに続きまして、二宮ひかるの「絶滅寸前!」も面白かったです。まあ単なるピロートークと言われたらそれまでなんですが、「復活」というより「新生」みたいな、新しい方向性みたいなものが感じられました。こっちは、いくらでも待ちますので、納得のいく作品を、少しずつでいいんで、描いてって欲しいっす。

といった次第で、石田敦子谷川史子二宮ひかるの三連コンボがスマッシュヒットしまして、いやあ、面白いなあ・・・ええまあ、アワーズプラスがね、大丈夫なのかなって・・・。だから暗くなるなって。いやいや、これはなまさんの仰る通り、「プラスが出るまでの繋ぎの仕事」ということで。頑張ってください!(涙目)


さて、全体的な感想をピンポイントで書いてみますと、3月号は休載でしたが、「水惑星年代記」(大石まさる)が、引き続き好調ですなあ。もう、なに描いてもいいから、じゃんじゃん好き勝手描いちゃってください・・・え? 最初からそうしてる? おみそれ致しました~。そして「コンビニDMZ」(笹尾悟)での、鳳石勝ネタも面白かったです。いいのかなあ?

ナポレオン」(長谷川哲也)は、ランヌ大佐がキャラ立ちまくりでカッチョイイんですが、そういえば彼、一応1巻の頃から登場してるのですなあ(名前だけだけど)。同じくキャラ立ちまくりのダヴー元帥もいつ再登場してくるのかも、楽しみであります。そして事あるたびに、必ずヒドい目に遭うビクトルにも萌え。

朝霧の巫女」(宇河弘樹)は、なまさんの、

>水木先生風味は良いとしても、松本先生の方はどうだろうか。
>あの先生、最近はパクリにうるさいからなぁ。
>了承を得ているなら良いけど。

というコメントに、よもやもうインスパイアっていうレベルじゃねーぞだったりしたらどうしようと、おっかなびっくり読んでみましたが、そういうレベルじゃなくて、まあ良かったです。思ったより壊れてなかったわ~。
この人は、定期的に自己破壊衝動にかられる傾向にあるんじゃないかなあ。さくっとケリつけて、その奔放な発想と多芸な筆力で、また色んなマンガを描けばいいのに、と思います。

読もうかどうしようか、迷っていた「ヘルシング」(平野耕太)は、結局読むことに決定。
うむ、外伝とのリンクが強まってまいりましたな。というかもう、本当に外伝の続きを描かないと!
そして、2月号の巻末コメント(「小畑健ブルードラゴンのエロさに俺のブルードラゴンもドラゴンブレス吐きまくりです」)は、さすがの風格でした。やっぱり平野くんは、こうでなくっちゃ!「進め!以下略」の1巻はまだですか。ついでにワタシは、ブルードラゴンの前にデスノート読まないといけません。


今回はこんなところで。この記事も加筆修正しないとなあ(笑)


と、いうことで、一応これで完成。他の作品の感想も書こうと思ってたのですが、なんか悪口っぽくなってしまったので、自己ボツ(笑) ボクは今後はもう、悪口を書きませんよ。そう、これからはひたすら、狂ったように愛を語るワケですよ! 魂のストリップショーですよ! ・・・大丈夫?