賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

だらだらマンガ雑誌感想、のようなもの。

やる気出ねえぇ~~。

でも、頑張る~。
ええとですね。ワタクシ先日、チャンピオンRED増刊いちごを購入したワケですよ。
まあ、おいらにはちょい、肩の荷が重い雑誌なのですが、某所にて、なまさんに
「読まないの~?」とモーションをかけられた以上は、ええ読みますよ買いますよ。
なまさんに「鼻からスパゲティを食え」と言われたら、そりゃ食べますとも

まあ、ここ数ヶ月、全然雑誌感想をやってないという負い目もございますので、
ここは久々に全作品感想とかいっちゃいますか! 創刊号だしね!!
と、気合十分でのぞんだ次第ですが、例のアレでテンションずんどこですよ。

なんだよも~。そんなに俺が悪いのか~?

ギザギザハートか!? 仲間がバイクで死んだのか!?


と、そんなチェッカーズはともかく、「このページを見て、『イエスタデイをうたって』のコレを思い出すのは俺だけでいい」とか、「Hして魂を奪るって、お前はユウカナリア」とか、「キミキスなんて知らないなんて言わないよ、絶対」とか、「いえ~、しまだわかば、イエ~」とか、「松山せいじ? 誰すか、それ?」とか、「かずみ義幸、ナメとんのか」とか、「この前、『アガペ』を少し立ち読みしたんですけど、なんで石黒センセイの描くヒロインは、みんな顔が歩鳥なんですか?」とか、「三浦靖冬センセイや宇佐美渉センセイを起用されるなら、夏蜜柑センセイも是非呼んでください。いや、まだマンガ家やってるか分からないですけど」など、色々書きたかったワケですよ。既にして書いてますけどー。


ということで、個別的な感想はこれくらいにして、全体的な感想を二つばかり述べてみますと、あんまり元気のあるマンガがないなあと。
せっかく15歳以下限定にしているのですから、もっと溌溂とした主人公が見たかったなと。

ここで小岩井よつばを挙げるのは反則なんですが、ああいう何をしでかすか分からない、パワーみなぎるキャラをもっと描いて欲しかったです。
一番元気があるのは、「勤務中異状なし」のヒロインだというのは悲しすぎますよ。

山田秀樹なんて、そういうキャラクターを描くのが上手かったなあ(女子大生がフンドシ一丁で暴れまくったりね!)。あの人を呼んだらどうだろうか。というか素直に「とある女子大生シリーズ」が読みたいです、安西先生。15歳以下ではありませんが、そこは愛情でカバーですよ!


もうひとつは、言いにくいんですが、「なんか・・・みんなヘタだなあ」って。
いや! 技術的にヘタなのは全然構わないんですが、なんというか、「上手くなる気が全然なさそうな拙劣さ」な印象があって、それがちょっと気になりました。

本当にマンガが好きなのかなあというか、本当に自分が創ったキャラクターに愛情を注いでいるのかなあと、ちょっと不安な気持ちにってしまったり。
「なげやり」とまでは言いませんが、「こんなもんでいいんでしょ?」みたいな描き手の気持ちを、なんとなく感じてしまって、それがちょとイヤだなと思いました。

この前、ブックオフの100円コーナーに置いてあったので、つい1巻だけ買ってしまった「シンシア・ザ・ミッション」(高遠るい)など、読んでいて強く感じたのですが、人目を引くシチュエーションを描くことばかりに集中して、物語のプロットや、全体の整合性に関してはほとんど無頓着、という作品が、若い人の作品には多いなあと、最近思います。巣田祐里子さんの「王子様のお料理番」を読んだ時はホッとしましたよ。

こう、なんというか、自分の作品をもっと慈しんで、宝石のように磨き上げていって欲しいです。みんなんか、雑なんですよね。


なんかまた、悪口めいたことを書いてしまいましたが、そこはまあ、年寄りの小言と思っていただければ(笑)