賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

なぜか萌え談義

さて、いよいよRIAさんがメルクーリオを描いてくれるワケですが。→

メルクーリオ! メルクーリオ!
ああん、RIAさんっ、結婚して!(そんなルートもフラグもないっ!)
いやあ、楽しみですねえ。そういえばワタシも大掃除してたときに、昔描いたイラスト
出てきたんですけど、これは似てないですね
描いた本人も、最初誰を描いたつもりだったのか、分かりませんでしたよ。ヒドいな。
まあ、この女の子も死んでしまったんですけどね・・・_| ̄|○

こんばんわ。ここはネタバレ上等の賽ノ目手帖です。

いやしかし、2006年の上半期は三原順の「Sons」が、下半期は河内和泉の「機工魔術士」が
賽の目的にヒット作品でした。どちらも今頃かよ!とツッコまれてもやむなしなんですが(笑)

河内和泉さんは、「機工魔術士」以外になんか本を出してないのかな~。ほう!「いずみっしょん
というのがあるみたいですな~。でも、これはアンソロ本なのかあ。それはちょっと・・・ねえ?
ここはやはり、線引きというものをしっかり考えないとね! なんでもかんでも読めばいいって
もんじゃないんですよ! 何事にも節操って、大切だよね?








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買っちゃった・・・_| ̄|○

いいんだよ、好きなマンガ家さんの作品は全部読まなきゃなんですよ! 小林秀雄もそんなこと
言ってるしね! 桐原いづみさんの「ショコラ」すら購入しちまったってのに、今さらギャルゲー
だからって、俺は一歩も引かないぜい!

とまあ、そんなてカンジで、気合入れて読んでみたんですけど、いやこれ、少女マンガでしょ?
女性が描いたからってことも大きいかと思いますが、ヒロイン視点で描かれていることも理由かと
思いますが、普通に読めるよなあ。なんだかガッカリだよ!(おいおい)

まあ、アレですよ。洋楽ではロック・リヴァイヴァルという流れがあるみたいですが、それって、
ヒップホップとか、ダンス・ミュージックとかエレクトリニカとか、そういうものとの異種配合で、
ロック・ミュージックを進化させてきたものの、いい加減それも飽きたなあということで、ロック
本来の音楽性で勝負しようぜ、というのが、ソレっぽいんですが、萌えの世界でも、そういう動き
が生じてるんじゃないかなあと。今ボク、すごく強引な例え話をしています。

つまりですね、萌え属性とかいって、眼鏡萌えとかツインテール萌えとか、まあ色々あるワケ
ですが、そういうのは、イジくっているウチに、どんどん飽きてしまうワケで、つまるところ、
僕らはなにに萌えてるのかというと、眼鏡とかニーソックスとかじゃなくって、女の子に萌える
わけですよ。

ツンデレというヤツが一時期流行りましたが(今もかな?)、これは外面的なものでなく性格、
精神的なものですよね。萌えもこれから、小手先なものじゃく、どんどん精神的な、本質的な
ものへと移行していくんじゃないでしょうか。いくといいなあ。

そうなった時、方法論的に、そういった女の子本来の可愛さを追求してきた「少女マンガ」が、
これからさらに脚光を浴びてくるのではないかと。
例えば、橋本みつるのマンガに登場する女の子なんて、みんなめっさ可愛いじゃないですか。

コミックハイに「DANCE AWAY」(『夢を見る人』所収)が載ったりしたら、絶対話題になるだろうし、
あるいはアワーズプラスに「犬ケガ」(同上)が掲載されたりしたら、そりゃもう大評判ですよ!

前々から、マンガのジャンルの細分化はよろしくないと考えてますので、こんな風に「萌え」を通じて、
ジャンルを越えて男の子が少女マンガを読むというのは、いいことだとボクは思うんですよ!
・・・なんでワタシは正月早々、萌えについて熱く語ってんのかな?

まあ結論としましては、「Kanon」とか「Air」とかやったことないのに、名雪とか佐祐理とか
いったキャラの名前と顔を知っている自分が怖えなあ、ということで(笑)