賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

とらのあなとHMV(とマンガ談義)

さっぱり部屋が片付かない賽の目です。こんばんわ。

や、それでも雑誌の方は、あらかた片付いたんすよ。
半年分くらい、ずっと溜め込んでたんで、そいつをなんとか整理しました。
まあ、普通に捨ててしまえば早いんですが、保存すべき部分(未単行本化の作品)を
見極めて、それを切り抜いて整理する作業が、大変なんすよ~(泣)

最新刊が出たら、もうとっておく必要がないんで、保存してたページは捨てとか
ないとね、と新陳代謝もはからにゃならんって寸法で、まあ半日仕事です。

おおきく振りかぶって」はどんどん溜まっていくのに、ヒストリエ」はちっとも
分量が増えねえなあとか、ブランカイザー」、すげえなあ、とか、まあ整理
しながら楽しかったりもするんですが、半日マンガと取っ組み合ってたりしてると、
オレ、なにやってんのかなあ、U2来日公演の準備とかしなくてええのんかいのう
と、切なくなってもきますので、気分転換に、とらのあなへ行ってきました(おいおい)。

ということで、こんなのを買ってまいりましたが、

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う~ん、なんだか、ちょっとだけ、マンガオタクっぽいですね。

よし、じゃあ、今年下半期最大の掘り出し物だった、「機工魔術士」の
単行本も並べてみるぞい。

      https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sighnome/20190819/20190819175122.jpg

ややや、こいつはどう見てもマンガオタクですぜ。

みなさん、本当にありがとうございました<(_ _)>

マンガオタクがU2ファンでなにが悪い!? と見苦しく開き直ってですね、まあフリー
ペーパー目当てに、結構な手間ヒマをかけてとらのあなへ行くワケですが(この5冊中、
4冊がフリペ付き)、作者のコメントやらイラストやらが描いてあるフリペがもらえるって
のは、マンガ好きの人間にとって大きな誘惑なワケですよ。

U2のアルバムで、メンバーのコメントやらイラストが付くっていったら、そりゃ率先して
買いますよ・・・ってよく考えたら、HTDAABの限定版って、モロにそうでしたね(笑)

そんな次第で、せっかく都心にきたんだから、久しぶりにHMVにも寄ってくべえと、
U2のシングルとか買ってまいりました。

      https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/s/sighnome/20190819/20190819175118.jpg

ジャミロクワイのベスト盤を早速買ってくるオレはエラいよ!

もう、スティーヴィー・ワンダーと間違えないぞ!
3枚買うと20%オフという表示に、ワタシの中の主婦魂が覚醒して、ジャミ以外にも
2枚買ってしまったんですが、まあなんというか衝動買いです。すみません。普通に
キーンの2枚目とか買おうと思ってたんですが。

どっちも初めて聴くんですが、いやあこういうサウンドは好きだなあ。まあU2が最高ですが!
ところで、The Saints Are Comingの収益は、すべてMusic Risingへ送られるそうですね。
ですんで、普通にiTunes StoreでDLしても良かったんですが、そこは義理人情の世界で(笑)

楽曲的には、やはり圧倒的にWindow in The Skiesの方に惹かれてしまいますが。
Window in The Skiesの歌詞は、どっかに載ってませんかねえ。サビの部分を大声で
歌いたくてしょうがないんですけどー。

とまあ、そんな近所迷惑な話はともかく、CD店もそうなんですが、やはり本屋に行くと、
色々マンガを買いたくなりますねえ。
池袋のジュンク堂で、オノ ナツメという人の「not simple」という作品がいささか
気になりましたが、う~む、面白いのかな。
エロティクスFで連載していたという「リストランテ・パラディーゾ」も、アマゾンのレビュー
拝見してみると、面白そうですねえ。作者はBL出身の方らしいですが、ま、ま、面白けりゃ
モンダイないっすよ。

そうそう、面白いといえば、無料情報誌「とらだよ。」で、ビーム増刊「Fellows!」の編集を
担当した大場渉氏のインタビューが載ってたのですが、なかなか興味深いコメントが
寄せられておりました。特にこのくだりが、非常に興味深かったですね↓

周りを見渡しても「コミックハイ!!」(双葉社)や「ヤングアニマル」(白泉社)といった元気のある雑誌って新人や新鋭が活躍しているじゃないですか。「デトロイト・メタル・シティ」が看板になるなんて始めは誰も想像していなかったと思うんですけど、いまじゃ「アニマル」の看板ですよね。すごく漫画的だと思うんですよ。
最近だったら「ヤングキングアワーズ」(少年画報社)も石黒正数さん(「それでも町は廻っている」)とかどんどん新しい作家が入ってきて面白くなっているし、他にも大石まさるさんが「水惑星年代記」で新しい作風に挑戦していると、「誰だこの作家は?」みたいなノリになると思うんですよ。そんな刺激を与えていきたいし、漫画って面白いんだよ、すごいんだよって思わせたいですね。

うむ、実に分かります。今のマンガ界って、すごくヤバいと思うんですけど、結局打開策は
「新しい才能の発掘」に尽きるのではないかと。
乳揺れフィギュアとか、付録で出してる場合じゃないですよ。

売れる事を前提にした雑誌よりも、売れない事を前提とした雑誌が、今元気に
見えるのは、後者の雑誌が、世の中の景気不景気に関係ないからなんですな。

景気が良かろーが悪かろーが、マンガが好きなヤツはマンガを買う。それだけのコトなんですな。
今はマンガが売れない時代だから、相対的に元気に見えるってだけで、そんなに売り上げとかは
変わってないと思う。いつもギリギリよー!(笑)

このマンガが売れない時代で、従来の「マンガは売れる」ことを前提にした商売が成り立たなく
なりつつある今、メジャーな雑誌がいかに乗り切ってゆくのか、まあ正直、他人事ですので(笑)、
こいつは楽しみであったります。でも、ふぃぎゃー路線は違うと思うんだな、ボクは

まあそんな床屋談義はともかく、「とらだよ。」の“漫道+”で、日坂水柯という人が、二宮ひかる
取り上げてて、それがなんか、ちょっと嬉しかったワケですよ。
日坂水柯さんかあ。全然知らないなあ。「レンズのむこう」という作品を描いてる人だそうですな。
今度読んでみよう。