賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

続々・秋の夜長マンガ50選

後々加筆修正する必要があるやもしれないので、字数制限を避けるために更新してみたり。



21.演撃少女命林家志弦全1巻
この作品で、林家志弦の作風が決定的になったよーな気がします。まあその後、
「シスター・レッド」なども描くのですが。この作品が今んとこ、一番好きだなあ。
ちなみに、この前のサイン会で、アフロ夫人を再登場してくれるように頼んでたのは、
俺です。スミマセン。


22.ヤサシイワタシ(ひぐちアサ全2巻
おおきく振りかぶって」の次にこの作品を読んだ人は、どう思うのだろうか。
もう、ひぐちセンセイ、こんなダークな作品は描きそうにないよなあ。


23.大復活祭(みなぎ得一全1巻
みなぎ得一は、どれくらいの知名度があるんでしょうねえ?
大判サイズでしか、この人の作品は読めないから、気軽に読むことは
難しいんですけど、とりあえず、このサイトとか紹介してみよう。


24.日本凄絶史(平田弘史全1巻
最初の「大垣藩治水魂」が、一番印象に残ってます。
みんな、腹を切りすぎだよ~。


25.アクアリウム須藤真澄全1巻
須藤真澄さんの作品では、これが一番好き。
豪快なキャラクターのしずかさんが良いですなあ。


26.復讐のように二宮ひかる全1巻
二宮ひかるの代表作といえば、やはり「ハネムーン・サラダ」ですが、
この短編集も、なかなか人気が高いようです。
フィールヤングヤングアニマルヤングキングアワーズに掲載された
作品が載っているのですが、アワーズに掲載された表題作が一番いいかな。
アワーズプラスで連載中の「おもいで」も期待してますよ。


27.マニマニ宇仁田ゆみ全1巻
マニマニといえば宇仁田ゆみ宇仁田ゆみといえばマニマニ
宙のまにまに」? そんなん知るかー!
昔のヤングアニマル二宮ひかる宇仁田ゆみが読めたんだなあ。
恐ろしい話だ。今は甘詰留太東雲太郎ですよ。これも恐ろしい。


28.彼は楽園で夢を見る(よしながふみ全1巻
ちょっと待て。よしながふみは、とても有名ですよ?
いやスマン。この作品がすごく好きなんで。
西洋骨董洋菓子店」も良いですが、こちらもチェックしてほしいなって。
え? もうとっくにチェックしてますか。どうも失礼しました~。


29.岸辺の唄(今市子全1巻
いやスマン。この作品もすごく好きなもので。
この本はまだ文庫化されてはいないようですなー。
今市子の描く物語は、なぜかくも中毒性が高いのか、まったく謎ですな。


30.水鏡綺譚(近藤ようこ全1巻
値段的に、到底気軽に購入できないのですが、これは押さえておきたい作品です、
沁みるわ~。高橋留美子の人魚シリーズが好きな人は是非!


31.たまゆら童子佐野絵里子全1巻
確か、池袋のジュンク堂に、カラーのイラストが本棚の横に展示されていて、
その絵を見て、速攻買ってしまったのが、きっかけでした。
この人のカラーは、本当に美しいと思います。


32.仏師(下村富美全1巻
佐野絵里子とは真逆の意味で、絵柄に魅かれて買ってしまった作品。
作者の創作姿勢と絵柄が理想的に調和しているなあと感心いたしました。
残念ながら、寡作な人のようで、たくさん読めないのが残念。


33.はなしっぱなし(五十嵐大介全2巻
絵柄と言うと、この人を挙げないと・・・。
ワタシは「魔女」を読んで、この人を理解できるようになりましたが、最初、
「はなしっぱなし」を読んだ時は、なにがなんだか分かりませんでした
ここらへんがワタシの限界なんだなあと自覚できた作品。


34.福島聡「少年少女」全4巻
マンガにおける「短編」という表現形式の重要性を、かつて、とある方から、
何度も口を酸っぱくされて教えていただいたものですが、「物語る」ことに
憑かれた人たちにとって、「長編」よりも短編の方がより多く語れるワケで、
短編集というものは、その作者にとっての試金石だなあと、福島聡の「少年少女」
などを読み返しておると、強く感じます。
長編のストーリーマンガばかり読んでいますと、こういった短編集の「贅沢さ」
にウットリとしてしまいますね。


35.魔法遣いに大切なことよしづきくみち/作画・山田 典枝/原作)全2巻
よしづきくみちさんの絵は、本当にいいなあ。



続く・・・