賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

続・秋の夜長マンガ50選

続きであります。
前回かなり、こっ恥ずかしいことを書いてしまったよーな気がするので(読み返すもんかっ)、
こっからは、かる~いノリでいきますわよ。



06.そして船は行く(雑君 保プ)全4巻
恐らく、ワタシの持ってる本の中で、もっとも過小評価されてる作品。
もっともっと知られていても、いいんだけどなあ。
このマンガは、絶対面白い!


07.チキタGUGU(TONO6巻まで
この人の作品も存外に知られていないみたいですが(特に男性には)、
さいのめ的に、是非読んでいたたきたいマンガ家さんの一人であります。
とりあえず、「泣けるマンガを教えてください」と言われたら、ワタシは迷わず
この人の作品を薦めます(笑)


08.THE BLACK(高橋紳也1巻まで
作者が病気のため、1巻で停滞してしまったことが、本当に本当に惜しまれます。
キングダムという雑誌で連載されてたそうですが、志村貴子の「ラヴバズ」のように、
アワーズへ移籍することになったら、「ヘルシング」や「トライガン」と同じくらい、
看板作家へと成長していたかもなあと、思わず妄想してしまう程、期待感を持たせる
作品でした。なんとか、復活してくれないかなあ。


09.テスタロト(三部 敬)全4巻
現在、少年エースで「カミヤドリ」を描いている三部けい氏の前作なワケですが、
この作品も、もっと読まれても良いような気がします。絵に描いたような"打ち切り"
を喰らってますので、鬼のような中途半端なラストに身悶えされるやもしれませぬが、
文句は角川書店に言ってやってください(笑)


10.ふわふわカタログ(石田敦子全1巻
もう、本屋では買えないかもしれませんが、石田敦子さんの作品では、これが一番好きです。
この人の美点が、最良の形で発揮されていると思いました。冬目景の「文車館来訪記
みたく、新装版を出して気軽に読めるようにしてくれないかなあ。実にもったいない。


11.カルドセプトかねこしんや5巻まで
この作品がメジャーではないことが、とても口惜しく思える作品。
こんなに面白いのになあ。
この作者さんは、ワタシと同い年ということもあり、とてもシンパシーを
持ってたりするなど、身びいきな部分もなきにしもあらずですが、でも
絶対面白いから、一度は読んで欲しいですよ。ねえ、なまさん?


12.少年エスパーねじめ尾玉なみえ全2巻
まあ、週刊少年ジャンプで連載されていた作品にメジャーもマイナーもあるめえよ
な話ですが、最近なみえちゃんを見かけないので、ちょっと挙げてみようかなって。
とりあえず、タリク ・ マタ !


13.敷居の住人志村貴子全7巻
志村貴子も、もはやメジャーといって良いんじゃないのかと思いますが、
森薫の「エマ」や、冬目景の「羊のうた」のごとく、アニメにもなってないし、
ぎりぎりオッケー!ということで。
この人も、年齢がワタシとひとつ違いということもあり、並々ならぬシンパシーを
感じているのですが、それ抜きでも、ずば抜けた才能の持ち主だと思います。この、
敷居の住人」の1巻を読んだ時は、「やられたあ!」と放り投げてしまったもの
です。7巻で、絵柄がガラッと変わったのには、驚きました。


14.ヨガのプリンセス プリティー・ヨーガ(稲留正義全2巻
ええまあ、とにかく、くだらなかったです
くだらないんですけど、やたら破壊力があって、軽くトリップ状態になる作品。
こういったパワー・プレイ系のギャグマンガは多数ありますが、未だこの作品を
超えるテンションのギャグマンガはお目にかかったことがありません。破格でした。


15.ネイキッド(米餅昭彦/作画・杉元伶一/原作)全3巻
正式名称は、「変體累ヶ淵ネイキッド」。
とにかく、変態でした
というのはウソですが、当時は、ひたすら地獄を彷徨う主人公が、どこまで
転げ落ちるのか楽しみでした。素子センセイが素敵でしたなあ。


16.デビューマン(吉本蜂矢全2巻
2巻が出たときは、本当に驚きましたねえ。
またアワーズプラスでなんか描いてください。


17.チキン(村上真裕)1巻まで
建前的には、まだ終わってないんですが、もう続きは出ないだろうなあ・・・
ボクシングマンガなんですが、あんまり「上手い」という評価は与えにくいんですが、
作者の熱意が強く感じられて、そこが良かったです。主人公が初登場時から世界
チャンピオンだったり、インドで世界タイトルマッチしたりと、斬新なところもあったの
ですが・・・


18.ラヴリー打越くん (桑原真也全6巻
ああこれ、好きだったなあ。絵柄とかキャラ設定とか、話の展開とか、とにかく
ひたすら荒削りなんですが、それを補ってあまりあるテンションで話が進んでゆき、
ぐいぐい読まされてしまいました。今、ヤンキーマンガ描いてるんでしたっけ?


19.かっちぇるかわくぼ香織全6巻
最終回の、「その後の・・・」という形で、成長した主要キャラの後日談が語られている
ところが良かったです。小鳥遊さんとか、エラい変わりようだったな。
個人的に、今度はコミックハイで、なんか描いて欲しいなあ。スポーツ物が欲しいですわ。


20.ワイルドリーガー(渡辺 保裕)全10巻
ひたすら熱い野球マンガ。これを打ち切ったバ○チはアホかと。



続く・・・