賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

9月の雑誌感想

殺られる前に、殺れっ!

ということで、先手必勝とばかりに雑誌感想、イッチャウヨー!


アワーズプラス11月号

今、一番楽しく読めるマンガ雑誌といえば、これっすわ~。
洋楽的に表現しますと、スーパーバンド状態と申しましょうか。
ぱらぱらページをめくっていると、好きなマンガ家さんがずらずら登場して
きまして、ただただ幸せですわ。
本当に、休刊にならないことを祈るばかりです・・・


・いちごの学校(きづきあきら+サトウナンキ)新連載
初めて読むマンガ家さんなので、ほろほろとググってみましたら、
どうにもやっかいそうなマンガ家さんっぽいですなー。
物凄く好きになるかキライになるか、両極端に分かれそうなカンジだ。

以前、muzokenさんに教えてもらった青山景に近い作風の人
みたいですなあ(muzokenさん、俺、読みましたよ~)。

石田敦子みたいに好きになれれば良いのだが、基本的に、こういう作風で
男が描く場合、キライになるケースが多いから、慎重にいかないとな!
ということで、感想は保留とかなんとか言ってみちゃったりなんたり。


恋愛ディストーション犬上すくね番外編
定跡通り、過去編できましたなあ。高校生ですと、ノリが「ういういdays」みたいで、
ちょっと残念だぞ。
それにしても、「本作を描くに当たり第一話を読み返して恥ずかしさのあまり悶絶した」と
コメントしてますが、こんな、ただいま青春爆走中!な表紙を描いておいて、恥ずかしいも
へったくれもあるめえと。
今月サイン会があるみたいですなあ。ワタシはサイン会は卒業したので行きませんが!


・おもいで(二宮ひかる
もう中学生かー。次回は高校生になりますかね?
今のところ、死んだ兄が実在していたのかどーかすらも怪しいのに、
その兄の生まれ変わりと、しれっと話す男の子の正体など、全然
分からんちんなのですが、二宮ひかるは、きっちり伏線を回収する人
なので、まあ安心して読めますな。


ぴよぴよ水上悟志
ぶっちゃけ、「惑星のさみだれ」より面白いピヨ・・・と言ってます。
まあなんというか、才能の無駄d(以下略
今日び、きちんとギャグを描ける人は貴重なんだがなー。


トゥインクルトゥインクルこいずみまり
ここでいったん、主人公の過去に遡る、と。
二ヶ月ぶりに読むから、一瞬混乱しちゃったよー。

アワーズ本誌で、やまむらはじめも、こういうキャラを
描いてましたが、ムカツキ度は、こっちの主人公の方が
はるかに高いですなー。そんなホイホイモテてんじゃねー!


・クドー遺宝伝(上津康義)
今回、面白く読めたのは、肌黒キャラが登場したからだな。
ナディアマンセー。ナジャランマンセー


・かわいい悪魔(志村貴子
風邪っぴきのめぐむ坊っちゃまを放ったらかしにして、お母さんを
イジる悪魔のお姉さん。貴子ちゃん、本当に好き勝手描いてるなあ。


くらしのいずみ谷川史子
やー、今回は谷川史子の本領発揮というお話でしたなあ。
なあ谷川くん、今度はコミックハイにでも・・・


・おとめ恋々(石田敦子
やー、これも石田敦子の本領発揮というお話でしたなあ。
なあ石田くん、今度はコミックハイにでも・・・って描いとるがな。


・成城紅茶舘の事情(スエカネクミコ
まあ、アレだ。今後も矢吹健太朗くんと同じくらい頑張って欲しいな、と。


・かぶりもんスター(天野シロ
「内臓になりきる」という言葉の意味がいまいちつかめんのですが。


・GODDESS BOUNTY(堤芳貞)
ゲームの世界に入ってしまって、さあ大変。というお話みたいですな。
ハンターXハンターの「グリードアイランド」みたいなもんか。
・・・と、このように共通言語性の高い例を挙げられるのは嬉しいです。

福島聡の「少年少女」第十話(虚体の惑星)も、オンラインゲーム話
なんだけど、あれって絶対最後の1コマを描きたかったからだよね?
とか言っても、誰にでも分かるワケではないのです(哀)。



コミックハイ10月号感想


つぶらら(山名沢湖
表紙&巻頭カラーでキタ――!
とらのあなで購入すれば、つぶらの学ランが載ってるフリペがもらえたんだなあ。
わざわざ行くヒマがなくて、近所のツタヤで買ってしまったが、くそ、やっぱ欲しいな。

それはともかく、前半は期待通りの大奮闘でしたが、後半はなんだかハッピーでしたなあ。ちぇっ(おいおい)。
まあここは、エアマスター崎山香織ばりの頑張りに敬意を表しましょう。


・うちの大家族(重野なおき
テレビ出演かあ。そういえば「ラヴ・バズ」(志村貴子)の藤さんにも、
そういうエピソードがありましたっけ。みんなそういうの、好きだなあ。


・あいたま(師走冬子
よーし、いい顔だ
いやあ、しかし人形劇で落ち着いて良かったあ。
もうメイド喫茶とかはマジで満腹ですから。


ひとひら桐原いづみ
うむ、若い頃に、こうやってたっぷり自己嫌悪するのって大切だよな。
自立した麦なんざ、麦じゃねー!とか言ってる自分もいますが、
このまま精神的に成長していくのでしょうなあ。いかん、最終回のシーン
が目に浮かんできた!


男爵校長オイスター
正直、「改め殴打事件」のオチに笑ってしまいました。
汚れちゃってるよ、ママン・・・・・・_| ̄|○
それはさておき、早くまた、前回の爺ちゃんを出して欲しいです。



・魔法少年マジョーリアン(石田敦子
この作品を読むたびに思うんだが、イオリ君は、「魔女レーナマジョりーな」の
このキャラと、なんか関係あるんすかね?
このキャラのエピソードが語られる前に、「魔女レーナ」は打ち切られてしまった
ので、正体がイマイチ不明(というか名前すら出てこない)ということもあり、
ずっと頭に引っかかっているのですが、なんか関係があると、スッキリしていいなあ。



ほー! 来月は森永みるくセンセイが初登場ですか。
むしろ今まで描かなかったのが不思議なくらいですが、こうなったら
林家志弦も呼んでいただきましょう! いや、もう充分だって。

そして来月の表紙&巻頭カラーは、私屋カヲルかあ。
いや! 巻頭カラーは一向構いませんが、表紙だけは、手心を加えて下さい。
というと、私屋カヲルはイヤガラセな絵を描いてくるんだろうなあ、きっと。

ちなみに、ボクはむしろ先月号のがキツかったっすよなまさん。→
気分は隻眼の鬼将軍ですよ。


続きます・・・