賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

近況報告(そして何故か「HUNTERXHUNTER」感想)

iPodが壊れました_| ̄|○

昨年の7月に購入したので、がっつり保証期間外っすわ~(泣)
今回はRestoreするだけで済みましたので、無償だったのですが、
いつまた再発するか分からないとのこと。
そして勿論、今までダウンロードした音楽データはすべて消えました(号泣)

CDコンポが壊れました_| ̄|○_| ̄|○

こちらは保証期間内だったのですが、購入したサトー○セン三鷹店へ、暑い中、
シャカリキに自転車をこいで赴いたところ、閉店してました(泣笑)
ええ、意地になって東久留米店まで、チャリンコで行きましたとも!
おかげ様で、むっちゃ日焼けしたさー。健康的だよ~。太ももが痛いよ~。

ツタヤで借りたCD、延滞しちゃいました_| ̄|○_| ̄|○_| ̄|○

ていうか、家に帰ってませんでしたから! 残業地獄でしたから!!
ちなみに、CDを5枚借りてたので、延滞料は1000円でした。ぐはっ!
フーバスタンク、2枚まとめて借りるんじゃなかったよ、フーバスタンク
いや、良かったですけどー。日本人好みのサウンドですな。


そんなこんなで、こんばんわ。厄災まみれの賽の目です。

なんつうかもう、グッバイ・ハルシオン・デイズですよ。五回生まれ変わっても、
同じバンドを好きになりますよ。ワケ分かんないコトゆーな!

などと、なんだかヘンなテンションの賽の目ですが、久しぶりに、家でのんびりしてますよ。
今まで、漫画喫茶で仮眠ばっかとってたっすよ(泣) どれくらい、お世話になってたかってーと、
冨樫義博の「HUNTERXHUNTER」が全部(23巻)読破できるくらい、入り浸ってたんですよ。

ええまあ、読んでみて、色々思うことがあるのですが、とりあえずこういった描写は、
少年誌ではあんまりやって欲しくないなあと、まず思いました。

少年誌の読者層である十代という時期は、その人の感受性が決定される、最も大切な
時期ですので、こういうのは控えて欲しいなあと。

いえ、青年誌とかなら、いいと思うんですよ。「蒼天航路」でも、董卓が余裕で人喰ってますよ。

大体人間は、20歳を過ぎると、精神的な免疫力がついてきて、世界の残酷さや愚劣さについて、
10代の頃ほど、痛切な気持ちが持てなくなります(「世界は何故こんなにも醜いのだろう」)。

むしろ逆に、そういった「残酷さ」が、「娯楽」となってきます。テレビやら映画やらマンガ
やらで、戦争とか暴力が、飽きもせずに描写されるのは、観ていて楽しいからですね。

言うなればコーヒーやタバコと一緒で、「人生の刺激剤」として活用されているワケです。

これは、大人のワガママなのかもしれませんが、十代の人達には、まだ、そんな風に娯楽
として「世界の残酷さ」を享受して欲しくない。「世界の痛み」をそのまま「自分の痛み」として
受け止めて欲しい。そんな気持ちがワタシにはあります。


とまあ、そんなオッサンくさい意見はさておきまして、もっとも「アチャー」なのは、
あまりに有名な「ネーム状態の手抜き絵」ですね。

単行本では、相当手を加えているようですが(例:これが雑誌掲載時こちらが単行本)、
それでも「ヒドいなあ」と眉をしかめてしまう箇所が、あちらこちらで見られます。

これは、あんまり深刻に受け止められてないっぽいんですが、この風習(雑誌掲載時は手抜き
して、単行本で加筆修正)が浸透したら、マンガが滅びますよ?

ワタシは、実をいうと、別に滅びちゃっても構わないんですけど、偉大なる先人たちが築いてきた
ものを、このままぶっ壊してしまうのは、いかがなものかという気持ちもございますので、このように
奇矯な発言をするのですが、本当にこのまま、この悪習がマンガ業界に根付いてしまったら、深刻な
事態になると思います。

僕たちにできることは、あんまりないんですが、とりあえず、こういう場で「お前はクソだ」と、
はっきり言っておくくらいのことはしていきたいなと。

そんなファッ○ンな冨樫センセイですが、作品自体は、さすが面白かったです。
勉強不足のワタシが教えられたことが、多々ありました。

昔、「うえきの法則」(福地翼・作)やら、「キャラメルリンゴ」(内海甲介・作)といった作品が、
サンデーとかチャンピオンで連載していたのですが、当時、なにが面白いのか、さっぱり
分かりませんでした。そうかあ、福地君や内海君は、こういうのが描きたかったんだねえ。

うん、でももうちょっと、せめて冨樫センセイの1/10くらいの構成力を身につけないと、
話にならないんじゃ、ないかな?

昨今のマンガでは、メディアミックスというか、ゲーム的な世界観を、まんまマンガに持ち込んで
くる作品が多く、ワタシはニガテなんですが、冨樫センセイくらい面白く描いてくれれば、なんの
問題もありませんね。

冨樫センセイには、頑張ってマトモな原稿を仕上げていって欲しいものです。


と、なかば確信犯で、「HUNTERXHUNTER」のことを書いてしまいましたが、数年来、読むのを
禁じていたジャンプ作品を、そろそろ解禁しようかなと思ってます。次は「デスノート」かな?