賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

国際化社会に向けて

「お気に入り登録」されてない方は、「賽ノ目手帖」、あんまり更新してないっぽく見えるんですけど、僕、頑張って更新してるんですよ~。

ホントよ~。「ボノ インタヴューズを読む」コーナーは公開にしようかしらん。
ということは、さておきましてですね、ワタクシ、「Killing Bono」、買っちゃいました。

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いや、kyokoさんのブログ、「読めば読むほど」での翻訳に感動しちゃいまして、これは是非原文で読みたい、と。

無茶は承知の上ですが、kyokoさんの素晴らしい訳文を道しるべにして、辞書と首っ引きで頑張れば、アメーバ程度の語学力のワタクシでも、なんとかなる・・・なんとかなるハズだ!最終的には愛の力で乗り越えてみせるさ!

とりあえず、ボノさんが、「俺がその曲を書いたんだ!」と叫んだ、ニール・マコーミック氏の書いた歌詞を先に読んでみましたが、おお~、英語ですと、また別の感興がありますね。というか、この詩を原文で読みたくって、購入したようなもんですから(笑)

これから、ぼちぼち読んでみようと思います。そして改めてkyokoさん、長い間お疲れ様でした。



あ、あとですね。ワタクシこの前、「よつばと!」の海外版も買ってしまったんすわ~。

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右は、日本で発売された本です。とうとう買っちまいましただよ。
ちょっと昔の話になるんですけど、こちらのブログで、「よつばと!」が、2005年のベスト・グラフィックノベルに選ばれたという記事が載ってまして、「へえっ、本当に海外で人気あるんだあ」と、驚いてしまいました。非常に日本的な作品だと思うんだけどなあ、「よつばと」。

んで、ちょっと英語版のやつも読んでみようかな、と。
手元には、すでに日本語版(というのか?)という「正解」がありますし、訳すもへったくれもないよなっ。気楽に読めるってもんよ! 「よつばと」は、暗記するくらい読んでるし!

んで実際に読んでみると、あれれ、むしろ英語にしっくり合ってるなあと意外な印象が・・・
英語をしゃべる風香とかよつばとか、そんな不自然に見えないぞ。むしろ頭が良さそうに見えるぞ。

さすがに擬音の部分は変更するのがムズいようで、日本語の隣に英語の擬音が載ってますが、これなんか、「がこがこっ」の擬音が「RATTLE RATTLE」ですよ、魂の叫びですよ。

ワタシが一番興味があったのは、とーちゃんの職業(翻訳家)を風香が「こんにゃく屋」と間違えるシーン、あれを英語的にどう処理するのかだったのですが、こうきましたよ

トランスレイター(TRANSLATOR)・・・トレインスポッター(TRAIN SPOTTER)・・・似てる!
というか、TRAIN SPOTTERってなんやねん? とググってみたところ、どうやら鉄道マニアという意味らしいですな。とーちゃん、鉄ちゃんだったのか!

上手いこと切り抜けたもんだなあと思いましたが、ちょっと待ってください。4巻で再びこんにゃくネタを風香がふってますが、これはどう翻訳するつもりなんだろう・・・僕、知らないよ!

とまあ、そんな感じで予想以上に楽しく読めたのですが、巻末の「TRANSLATOR'S NOTES」の部分も興味深かったです。例えば、

Salt
Here,Fuka is tossing salt in a mock ``purification ceremony``to rid herself of Jumbo and Koiwai'presence.
とあるんですが、「塩をまく」という行為を説明する必要があるのかあ、言われてみれば不可解な行為だよなと思ってみたり。あと、

Namu
This is the first part of NAMU AMIDA BUTSU, a Buddhist supplication.
なんてのもあって、面白いです。このシーンなんですが、これは「鳥居に向かって念仏をとなえる」ところが諧謔になってるのですが、これは説明しにくいですね。男は黙って神仏習合ですよ!

といった具合に、なかなか勉強になるので、うん、2巻も買っちゃおうかな。英文もずいぶんくだけてて、読みにくいぞ。
最後に、こんなのを公開してみたりU2と同じく、世界中で愛される「よつばと!」をヨロシク。