賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

アフタ増刊シーズンを懐かしむ

いやあ、アワーズプラスの表紙には驚いたねえ。

一瞬アワーズプラスだって分からなかったよ。
とまあ、その件は後日書かせていただくとして、長らく放置していた「残り35%」です(笑)

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いや、アワーズライトを探していたら、これも出てきたんで、こいつも懐かしいなあって。
2002年の初冬号で休刊になってしまったのですが、アフタが元気ないからって、ムリヤリ休刊にしたんだよなあ。いつぞやのアッパーズの休刊と同じパターンですな。ヤバいよ講談社

まあ、それはともかくとして、前半は須藤真澄富沢ひとしの読切が掲載されるなど、意欲的な姿勢が最後の最後まで見られるのが、もの哀しいですなあ。

蟲師第十五話「虚繭取り」が載ってました。
開けちゃだめ」のシーンは怖かったねえ。この頃は「もっけ」と「蟲師」が同時に読めたのですなあ。

高橋慶太郎の「オーディナリー±」は、いいところで終わってしまったから(→)、続きが非常に気になりますな。まあ、シーズン休刊後、本誌のアフタでちょこっと載りましたが。

ジャンル的には、「美少女ガンアクション」の系統に入るかと思いますが、アニメにもなった「ブラック・ラグーン」やら「ガンスリンガー・ガール」などと比較されても、そのなんだ、困るのですが(笑)、文部省直属の殺し屋がヒロインという、荒唐無稽もホドホドにせい!な設定が、それなりに味を感じさせる作品でした。(→)。

現在は「女とバイクと銃撃戦」のサンデーGXでマンガ描いてるそうで、なんかちょっとホッとしましたよ。存外にいいポジションを確保できたもしれないなあ。

林実日子の「おすすめのカワイイ」は、カワイイ絵柄で下ネタをふるという、ワタシ好みの作風だったのですが(湖西晶「かみさまのいうとおり!」絶賛発売中ですよ!)、残念ながらアフタ本誌への移行はなりませんでした。惜しい!


神原則夫の「人生劇場」もアフタヌーンに来て欲しかったなあ。「臨死!江古田ちゃん」とともに、人生の哀愁を感じさせる作品をアフタで紡いでいって欲しかったです。

このシーズンも、もうちょっと長く続いて欲しかったなあ。結果的に「蟲師」もブレイクしたことですし、まあ「成功」なんでしょうけど、う~ん・・・