賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

電撃大王8月号&コミックハイ7月号感想

さっきなまさんのブログへ遊びにいったら、「本日の訪問者数」が50人になってました。

すっ・・・げ~。1日平均の訪問者数では、もう完全に追い越されてしまいましたね。
ようやく、Yahooブログの皆さんにも、なまさんの偉大さが伝わってきたようですなと、
嬉しく思う反面、「もう、なまさんは、ワタシだけのものじゃなくなったのね」という
一抹の寂しさもまたあります。いや、別にホモとかじゃないですよ?

こんなことを書いてると、夏のコミケでは「賽Xなま」本が出回ってしまうかもしれない
ので、気を付けないといけません。なまさん総受けですよ!

という前振りはさておきまして、最近のワタシの生き甲斐である、「なまさんより先に
マンガ雑誌の感想を書く!」を遂行すべく(そんな生き甲斐は捨ててしまえ)、大王と
コミハイの感想を書かせていただきます。あ、電撃大王は先を越されてしまったかあ~。
(後記:コミックハイも先を越されてました・・・_| ̄|○


で、電撃大王ですが、一番の楽しみだった「はやてXブレード」(林家志弦)が期待通りの
面白さでした。なかなか「メイド!」なお話でしたが、林家志弦ならではのテンポの良さと、
斜め上をゆく言語センス(「無道綾那はメイドのホームラン王だ――」)が炸裂したナイス
な回でした。情熱ルネッサンス あとあれですな、女の子同士が手をつないでる光景は、
なかなか良いものですな。いや、別にボクは百合好きとかじゃないですけど。

真月譚月姫」(作画:佐々木少年)は、ラスボスらしき人物がとうとう出てきましたなあ。
遠野志貴はロア――そんな風に考えてた時期が俺にも(ry
ラスボスにしては、なんだか弱っちそーなカンジなんですが(ネロの方が強そうだ)、もしかして
まだ「真のラスボス」とかがいるんでしょうかね? まあそれも含めて続きが楽しみであります。

よつばと!」(あずまきよひこ)は、いつ読んでも、「ここ、オレの近所じゃねーの?」と、
デジャブに襲われますなー。ワタクシ、多摩川の近くに住んでおるのですが、ここなんて
ムチャクチャ見覚えが・・・まあ、川辺はどこも、こんなカンジなんでしょうね。
ちなみに賽の目は小学2年の頃、チャリンコですっ転んで頭を3針縫ったことがあります。
血がドバドバ出て、ええワンワン泣きましたとも! だって骨が見えてるんだもん。キモ!

百合星人ナオコさん」(kashimr)は(いつもながら書くのが恥ずかしいタイトルだなあ)、
たった6ページで、ここまでグダグダ感が出せるのが素晴らしいですね。
そしてテンションが落ちてるナオコサンに、なんかちょっと萌えてしまったのはナイショだ!


コミックハイは、「ひとひら」(桐原いづみ)が、演劇部対決を終えて、次号から新展開とのこと。
今回が「第一部完」な終わり方でしたので、これでキレイに終わらせてもいいんじゃないかという
意見もありますが、ワタシも期待半分、心配半分なキモチですね。正確には2/3が期待で、1/3が
不安というカンジですが(笑)

これからの話の膨らませ方は、いくらでも考えられそうですので、どの方向で桐原いづみが進めて
ゆくのか、できれば「対決」方向は、もうやめて欲しいなあと思います。あんまり活かされてなかった
ような気がしますし、演劇部対決。

志村貴子の読切(「あたいの夏休み」)は、え~と、「放浪息子」4巻のあとがきにですね。
今後、描いてみたいマンガのテーマ」が、挙げられておりましたが、本当に描きやがった!

ということで、銭湯マンガなんですが、アワーズプラスの新連載のも思ったんですが、なんだか
近年の志村貴子は、積極的に新しい作風に挑戦してるような印象があります。こんな爽やかな
路線でくるとは想定外でした。これは単行本になるのはかなり先になりそうですので、志村貴子
ファンの方は、今月のコミックハイは是非購入しましょう(笑)

山名沢湖の「つぶら」は、うむむ、もしかしたらこれは、「レモネードBOOKS」よりも好きに
なってしまうかもしれない。主人公(つぶら)が、これまでの山名作品の中でも、ダントツに好きかも。
頑張れば頑張れるほど深みにハマる主人公が、なんかっ、なんか自分を見てるみたいで!(う、うぅ‥)

先月は新聞配達のバイトにいそしんでましたが、懐かしいなあ。ワタシも昔やったことがありますよ。
結構新聞って重いんですよねえ。坂道が多いルートは、シャカリキにこいでました。前に進まねえ~!
雨の日はよく転倒したものですよ(しみじみ)。ということで、この作品が単行本になって、まとめて
読める日が楽しみであります。

そして「あいたま」(師走冬子)は、水泳(水着)ということで、冒頭からトバしてましたなあ。
いやもう、一生ついていきますよ! そういえば、今月の水着で思い出しましたが、「あいたま」
のキャラが「あおヤマ」にも登場してましたね。こういうゲスト出演は、わりかし好きです。

みーたん」(友美イチロウ)は、時に迷走しつつも「芸」として読めるようにはなってきましたね。
まあ、親から月に20万もの仕送りをしてもらってる主人公には、どんなヒドい目に会っても、誰も
共感しないと思うんですが、主人公放置で、みーたんが狂言回しとして話が動くと、それなりに
面白くなります。でも、「あいたま」の代わりにはならないんじゃないかな?


ウヌ、なまさんも仰ってましたが、今月のコミックハイは面白かったです。ただ志村貴子の読切を
読んで改めて思ったんですが、もうちょっとアクの強い人に連載枠を持たせても良いんじゃない
かなと思いました。全般におとなしいイメージがコミックハイにはあるのだなあ。それはまあ、
ワタシが意図的に「こどもの時間」を読んでないからそう思うんだという可能性が高いんですが(笑)

でも、私屋カヲルは、「少年三白眼」とか「犬とお嬢様」みたいな作品をコミックハイで描いてくれると
嬉しいけどなあ。多分コミックハイ読者側も、そっちの方を望んでいる人が多いと思うんですが。

まあ人気があるみたいなんで、どうにもこうにもなりませんが! 次号のコミックハイは、
着せ替えカバーが付録だ~、「りんちゃんの過激な格好すぎて見てるこっちが恥ずかしいよ
バージョン」だ~、うわーい(涙)