賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

ZOOROPAを訳してみる 第4回

こんにちわ、先週ブログを更新しようとしたものの、眠すぎてサボってしまった賽の目です。


ちなみにチケットはAWでした。ホントはSSが欲しかったワケですが、これはまあ天網恢恢粗にして漏らさずと申しましょうか。「賽の目にSSなど10年早い!」という天の思し召しかと思いまする。次回のツアーでは、U2.comで最前列で観戦できるチケットをゲットしたいところです。

ということで、めでたくSSブロックで観戦なさる酔月亭さんnekoさんには、是非最前列で、「ミラクル・ドラッグ」のプラカードを掲げてもらいたいなって(笑) 生まれたばかりの赤ん坊の頭から香りたつ曲が聴きたいのですよ~。

さて、それでは本題の「ZOOROPA なんちゃって翻訳」 第4回であります。
このあたりから、サウンドも盛り上がってきて、ようやくU2らしい曲調になり、
歌詞もポシティヴに力強くなってきてますね。

And I have no compass  
And I have no map
And I have no reasons
No reasons to get back

コンパスもなければ
地図もない
理窟だってないよ
あと戻りする理窟なんてね

至極分かりやすいです、訳す必要もないです(笑)
「reasons」は、普通に「理由」でも良かったんですが、
これもあえて、ワタシの好みで(笑)

And I have no religion 
And I don't know what's what 
And I don't know the limit 
The limit of what we've got 

宗教なんて持ち合わせちゃいないよ
真理というのも存知上げないさ
だから限界が分からないんだ
僕たちに限界があるなんてね

「限界はない(no limit)」という考え方は、ボノさんのおハコの思考法ですね。
自由というのは、不安定で、危うくて、思わず手放したくなってしまうけれど、
でも、その自由を思い切って抱きしめよう、祝福しよう、というのが90年代U2
における主要なモチーフであるように思われます。

ええと、今回いきなり翻訳の調子がくだけてますが、それは、「And I have no religion」の
部分に苦しんだからでして、マジメな調子で書いてしまうと、どうしても深刻な感じになってしまう
ので、ちょっとヘンなんですけど、あえてカル~イ乗りで書いてみました。

ボノさんと宗教の関係というのは、一言ではどうやったって表現できませんので、ここはkyokoさん
ブログをご覧になって参考にしていただきたいところですが、ボノさんにとって魂を自由にするのが
本物の宗教というものであって、魂を縛りつけるような宗教は、宗教とはいえない、ということでは
ないのかなあと。うむ、一言で要約すると、恐ろしく浅薄になってしまいますね(笑)

でわでわ、今回はこの辺りで。次回で最終回です(多分)。