尾籠な話(食事中にご覧にならないで下さい)
基本的にワタクシ賽ノ目は、1日三回、メシを食ったら、おもむろにトイレに赴く快食快便な人間である。とゆうか、単に胃腸が弱い人間で、冷たいものを飲むとテキメンにお腹が鳴りだす、メロディアスな男なのだ。
さて、そんなナイスガイ・サイノーメも、ここ数日の不規則な生活のためか、便の出がとどこおるようになってきた。うんうんキバっても、ウサギのフンのような小さくてコロコロしたのが数個出てくるという按配で、「なるほど、これが便秘というものか」と感心することしきりな日々が続いていたのである。
例によって残業残業におわれ、食事するヒマなんかねえよ、だからトイレなんか行ってられねえよ状態で、とりあえず空腹を紛らわせるために、コーラをがぶ飲みしていた賽の目だが、予想どおり、いきなり冷たいものを押し込まれたお腹が悲鳴を上げはじめた。しかも、かつてない凄まじい勢いで!(ズグン)
鎮まれよ、じゃじゃ馬。一時でよいからおとなしくしていてくれよ。などと、全国の周瑜ファンをフン慨させるようなセリフを思い浮かべつつ、全力疾走でトイレに駆け込み、臨戦態勢を整える賽の目。よし・・・フリムン!(「わたるがぴゅん!」の宮城っぽく)と、目一杯リキむ賽の目だが、ここで驚愕の事実に直面する。
な、なんということだ。便意は猛烈にあるのだが、最下部にある便が硬くなりすぎてフタをしてしまっている!
どうやら、長らく排泄行為を怠っていたため、腸内に溜まっていた便が相当凝縮されてしまったらしい。その姿はまさにカテナチオ!
どうやら、長らく排泄行為を怠っていたため、腸内に溜まっていた便が相当凝縮されてしまったらしい。その姿はまさにカテナチオ!
などと、よく分からないことを口走りつつ、なんとかこのカテナチオをこじ開けようと試みるが、ダメだ、突破できない。_| ̄|○
もう、こうなったら雷獣シュートを撃つしか・・・と、より錯乱した状態に陥った賽の目だが、ここでとあるマンガに出てくる人物のセリフが・・・!
もう、こうなったら雷獣シュートを撃つしか・・・と、より錯乱した状態に陥った賽の目だが、ここでとあるマンガに出てくる人物のセリフが・・・!
慌てて排出作業を停止する賽の目。落ち着くんだ、落ち着いて素数を数えるんだ・・・
今のオレの状態はこんな感じだが(→イメージ画像)、今さら引っ込めるワケにはいかないし、かといってこのままひり出すのは自殺行為だ。
となれば、まずは一旦、この巨大な塊(ビッグ・ベン)を切断すべし!
今のオレの状態はこんな感じだが(→イメージ画像)、今さら引っ込めるワケにはいかないし、かといってこのままひり出すのは自殺行為だ。
となれば、まずは一旦、この巨大な塊(ビッグ・ベン)を切断すべし!
よお~し、いてりゃあああ! |
と、ありったけの力を込めて、ぶった切ろうとする賽の目。頑張れ、オレの括約筋!
だがしかし、どんだけ力を振り絞っても、ビクともしませんビッグ・ベン。
こんなことになるなら、BLマンガなんか読んでないで、普段から鍛えておけば良かった・・・
しかし、後悔先に立たず。もはやこれまで。こうなったら救急車を呼ぼうか? でも、この姿を他人に見られるくらいなら、舌噛んで死にます。
そうだ、ここまできたら、最期まで出し切るしかない。その結果、たとえ痔になったとしても、生き恥を晒すよりかは、全然マシだ!
ようやく覚悟を決めた賽の目。見ていてください、お母さん。あなたの息子が今、命と誇りを懸けて戦っています。
ようやく覚悟を決めた賽の目。見ていてください、お母さん。あなたの息子が今、命と誇りを懸けて戦っています。
「ヒッヒッフー」と、意味もなくラマーズ法を試みつつ、下腹部に意識を集中する賽の目。
・・・・・・幸福な夢を生きた |