賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

雑誌感想あれこれ6

拳闘暗黒伝セスタス 」を買ってしまった。_| ̄|○

エアマスター」全巻持ってて、「ホーリーランド」全巻持ってて、さらに「セスタス」まで全巻購入しちゃって、どうすんのさ!
もう、置き場所が、本気でないよ! こうなったら、餓狼伝」を処分するしか!! ・・・いや冗談ですけどね。

ということで、そういや先月はやってなかったなあな、雑誌感想あれこれです。


電撃大王

よつばと!」(あずまきよひこ)。わお、やんだが初登場ですよ。もうすっかり忘れてましたよ。「敷居の住人」の、兼田先生の彼女並に遅れて登場しましたよ。このままずっと出てこないと思ってましたよ。
ちなみに「うんこうめー!」のシーンを読んでいた時、ワタクシ、東秀ラーメンで食事中でした。
チャーハンうめー!!(泣)

GUNSLINGER GIRL」(相田裕)が、普通に面白いな。何よりもバレエを愛する少女が、骨肉腫にかかって足を切断し、病院のビルの屋上から飛び降り自殺を図るところまで読んだ時は、こいつ、どうしてくれようかと思ったけど、今のペトルーシュカは、エリザヴェータとは別人ですからね。新しい人生を歩むペトラと、担当官となったサンドロのやりとりが良いです。「銃の練習はいらないんですか?」 「そういうのは適当でいい」。
人殺しの「道具」としてよりも、まず「相棒」として教育する。これですよ。ヒルシャーとか、ジョゼとかジャンとか、ナイーヴ過ぎなんだよ!

まあ義体が、みんながみんな年端もゆかぬ子供ばかりだから、ナイーヴにならざるを得ないということもある。ペトラくらいの年齢だと、大人とは言えないけど、安心して読めるなあ。ほんの子供に、大人の汚れ仕事をやらせるマンガを読むと、どれだけ読者にストレスを溜めることになるか、実によく分かりますな。「GUNSLINGER GIRL」を読んで、こんなにストレスを感じずに読めたのは初めてだよ(笑) 願わくば、サンドロがラバロのように消されてしまうなんてことにはなりませんように。あと、タバコはともかく、へそにピアスは勘弁してください。

はやてXブレード」(林家志弦)。先月から、いろんな人間関係が錯綜してきて面白いですね。とりあえず、ようやくひつぎ会長の剣技が見られそうで楽しみ。
そして、ミカどんは居合の使い手のようなのですが、鞘のない木刀で抜刀術とは、こはいかに? あ、Aランク以上は武器の改造が認められるから、天光寺輝彦みたいに、仕込み刀が武器だったりするのか。>ミカどん
このミカどんの戦いっぷりも、はよう見たいものですな。


コミックハイ

ひとひら」(桐原いづみ)。前回ちょっと期待してたものとは違う展開に、がっくりきてしまったのだが、しまった、そういうことだったか。
なんとなく、部長のことを完璧超人キャラだと思ってたのだが、その正体はというと、主人公の麦と同じくらい、社会生活を営む上で、破綻した人格の持ち主だったワケで(笑)、 ある意味似た者同士だったのですね。似てるからこそ、同類嫌悪的なところが出てしまうのですな。それならオッケーですわ! てっきりエリートゆえの、凡人に対する無関心(「貴人に情けなし」みたいな)からきた軋轢なのかと思ってましたよ。
ということで、来月はプールに遊びに来たところからのスタートでお願いします(笑)

あいたま」(師走冬子)。先月の新キャラがテンション高くて好印象。今月も主人公がハイテンションで面白かった。今度は師走冬子がノッてきたのか?

委員長お手をどうぞ」(山名沢湖)。とうとう終わってもうた・・・。だが新連載がVoL.11より始まるそうなので、それは楽しみだ。山名沢湖が次になにをやらかすのか、まるで見当がつかないだけに、ワクワクしますな。

少女生理学」(新井葉月)も、今月でおしまい。今書いて気付いたのだが、最終回のお話は、タイトルと引っ掛けたのか!? この人の作風にもようやっと慣れ、素面で読めるようになってきたところなので、またハイで連載を続けて欲しいところです。


アワーズ

まずは、めでたく復活した、増刊のことなど。
ヘルシング外伝」(平野耕太)が、2年ぶりに続きを読むことができましたよ。長かった・・・とりあえず大尉がワンちゃんになったところで、以下次号ですかい。早く続きが読みたいなあ。
ナポレオン外伝」は、スーシェのお話でしたか。途中までフーシェの話なのだと勘違いして読んでいたのは、俺だけでいい。そして、倉多江美の「静粛に!天才只今勉強中」は、どこに行けば買えるんじゃ~!
石田敦子の「おとめ恋々」は、本誌の「アニメがお仕事」がビターな話続きだけに、いいガス抜きになったかも。個人的に「び・・・Bまで進んでたそうです」が良かったです。

本誌は、まず「アニメがお仕事」。めもちスタジオがイイ感じに荒んできましたあ。そしてようやっと秋葉が退場しそうでこれも良かったなと。もう秋葉をイジるのはやめましょう、石田先生。志村がイチ乃と付き合うのは、あからさまに当て馬or代用品くさいので、これもどう展開するのか楽しみ。公私ともにボロボロのイチ乃が、今から目に見えるようです。オレは目をそらさないぞ!

大石まさるの「キディムナ・マディムナ」(読切)は、一瞬、鶴田謙二の「Forget-me-not」でも載ってるのかと思ってしまった。この作風、いいよいいよー。今後もこの路線でいってください。

朝霧の巫女」(宇河弘樹)は、湊川の戦いがいよいよ佳境に。「ナポレオン」は、テルミドールの反動ロベスピエールが斃れ、「蒼天航路」は関さんが逝ってしまいそうで、古代ローマが舞台の「セスタス」は主人公が今、ポンペイにいて、「ヒストリエ」は・・・ええとエウメネスは今どこにいるんだっけ?
なんだか、歴史モノを立て続けに読んでいると、時系列がぐにゃりと歪んでしまったような錯覚を覚えてしまいますな。


アフタヌーン

ヒストリエ」(岩明均)が今月も休載。まあ、こんな絵ばかり描かれても困るので、ここはじっくり執筆していただきましょう。
しかし、今月のアフタ、982ページありましたけど、これは本気で1000ページ超を狙っておるな。ヘンな付録を付けるよりか、イキのいい新人さんの作品をばんばん載せてもらったほうが、よっぽど嬉しいので、ここはひとつ頑張ってもらいたいところ。週マガから、幸村誠が来ることだし。

蟲師」(漆原友紀)が、注文通りの「連作」「過去キャラ登場」で、少々ビビる。ホントにやっちゃったよ! 前後編ですけど、中篇も入れた方が良いような、スケールの大きい話になりそうなんですけど、どうでしょうか?

宙のまにまに」(柏原麻実)。以前、コミックハイでマンガを描いてたそうですが・・・すみません、全然思い出せません。とりあえず、この作風はあからさまにコミハイ向きだと思うんだが。野中郷壱編集長、しっかりつかまえとかんと!

無限の住人」(沙村広明)。やあっと面白くなってきましたよ。今まで何年待ったんだろうか。とりあえず「ぶぎゅる」で笑わせてもらいました。

神戸在住」(木村紺)。今月は大増26ページ! いやいや、そんなことよりも「巨娘2」をまずね・・・

世界の孫」(SABE)。ひどいな。先月活躍した委員長が、もう殺されてるよ。山名沢湖が黙っちゃいませんよ。委員長→妹ときたから、次は”メガネ”であろうか。その場合、今度は小野寺浩二が黙っちゃいないのだが。

神社のススメ」(田中ユキ)。不倫ですか、不倫に走りますかあ!? 今までのところ、普通に面白いんだけど、この人の「ストレンジラブ」を読んだことがあるだけに、素直に楽しめない自分がいる。唐突にダークな展開になりそうで・・・。

すずめすずなり」(秋山はる)。「めぞん一刻」オチできましたか。次号で豪快に玉砕してくれることを期待します。

ハトのおよめさん」(ハグキ)。ハグキ先生が、こういう絵も描けることに驚きました。



こんなもんかな。あ、そうだ、ビジネスジャンプで月イチ連載中の「イエスタデイをうたって」が、シリーズ最終話でした。ものすごく間奏曲的なお話でしたが、次シリーズへの伏線となるのでしょうか。とりあえずミルクホールのママの名前が判明したことが、収穫といえば収穫ですかね。
そして、今回のベストカットは、コレでいいや。