賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

蒼天航路が終わる

こんばんわ。昨日、勤務中にYahwehを歌ってるところを目撃され、死ぬ程恥ずかしかった賽の目です。

だって、いるとは思わなかったんですもの! いや~ん、もうお嫁に行けな~い!
まあ、別にお嫁に行けなくてもいいんですけど、ノリノリで「やぁうぇ~い、やあうぇぇ~~い♪」と熱唱してるワタシを、ヘンな宗教の人と間違えられやしないか、それが問題だ。

と、無理矢理U2のコトを話題に振って、今さらなんですが、「蒼天航路」が、あと2回で終わっちゃうそうですよ。
去年の夏、ド派手に「年内完結」宣言をぶっかまされたために、「蒼天航路』完結まであと2回!」などと言われても、なんだか全然実感が湧いてこないんですが、本当だとしたら、もう最終回の原稿は仕上がっていて、そこには、「蒼天航路・完」と書かれているんですなあ・・・・・・あ、あわわわわぁ――――!

あと2回て! まだ関さん生きてますよ! 次回で関さんの死を描くとして、主人公である曹操の死は、最終回の1回済ませちまうんですか!?

一介の蜀オタであるワタクシといたしましては、曹操の最期よりも、関さんの最期をここまで大々的に描いてもらえたことは、大変嬉しい話なのですが、物語的に、それでええんですかいのう。まあ確かに曹操は、関さんと違って、静かに逝ってしまったからなあ。派手にしようがないということかな。

その関さんですが、ちょっとそのう、ハリキリ過ぎちゃって、呉陣営の面々が可哀想な扱いをされちゃってますね。孫皎もそうなんですが、特に蒋欽とか蒋欽とか、あるいは蒋欽とか。夢でも現実でも、二度とも情けない死に方しちゃってますよ。シャクレが気に喰わなかったんでしょうか、ゴンタ先生

呂蒙も、陸遜に喰われるような形で、影が薄かったですね。あんまり登場しなかったんで、てっきり先陣へ赴く孫皎と別れた後、病で重篤になったのかと思ってました。これはやはり、合肥で温カイみたいなキャラに、いい様に扱われてしまった影響、なのでしょうか。あの阿蒙(もうちゃん)では、確かに関平は勿論、趙累にも勝てそうにないなあ。

それと、気になったのは今週(もう先週ですけど)、わりと元気に登場してた呂蒙の「たった一人で我らを皆殺せると、ばかげた夢想を抱いたか、関羽」ってセリフ、いやアナタ、「たとえ関羽一騎に対し、10万で囲おうとも大仰だとは思わない」って、孫皎に言ってたじゃん。
また、この前は「関羽! 早く出てきてくれよ~~」と鼻血出しながら、関さんが本拠地奪還のために江陵へ戻って来ることを望んでたハズなのに、「貴様は魏との戦を続けるべきではなかったか」と言ってみたり(実際は「ぐむぐむぐむぐむ…」でしたが(笑))、どうにも今週の呂蒙くんの言動は、ちぐはぐでした。

多分、「なんで呂蒙は、孫権に激怒しているであろう関羽に、よりによって孫家の孫皎を差し向けたの? 死ねって言ってるようなもんじゃん」というツッコミに対しての配慮なのではないかと思われますが、あからさまに後付けくさくて、上手く弥縫しきれなかったなと。生け贄みたいな形で殺されてしまった孫皎が気の毒でした。いっそのこと、人気キャラの甘寧を先陣に送ったら良かったのになあ。義侠の極みである関さんと、無頼の任侠・甘寧との激突を見たかったのですよ。

そんなわけで、甘寧が出てこなかったのは残念ですが、これまで曹仁牛金于禁・ホウ徳(&成公何)・徐晃孫皎潘璋丁奉・蒋欽・馬忠孫権と、エアマスター渺茫並みに戦い続けてきた、関さんの勇姿も、来週で最後となるのですな。これほど続きが読みたくない蒼天航路は、初めてです(笑) せめて来週、孫権に一泡ふかす事ができますように・・・。