賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

Decks Dark(Radiohead)

新作の「A Moon Shaped Pool」、いいな!

公式ホームページでさくっとダウンロードできましたので(U2の時は苦戦したなあ)、会社の行き帰りに聴いておったのですが、聴くたびに「いいなあ」が強まってきましたよ。

1曲目がBurn The Witchで2曲目がDaydreamingだったので、もしやずっとこの調子? って思ったら3曲目がこれですよ。安心してください、ちゃんと弾いてます(byとにかく明るいジョニー)。

とはいえ、やはり印象に残るサウンドはオーケストラだったり女性コーラスだったりピアノだったりするんですけど、ライヴで演奏するとこれはやっぱりレディオヘッドだなあと。
今のところ4曲目のDesert Island Diskがお気に入りっす。

たまさか黛敏郎さんの涅槃交響曲にハマってたのですが、ああいうオーケストレーションの破壊力というものをこのアルバムでも実感しました。ペンデレツキの「広島の犠牲者に捧げる哀歌」も、いつかちゃんと聴こう。

いわゆるギターサウンドにこだわらない作風になってから久しいレディオヘッドですが、今作でますます“非人称性”が強まったなあというのが全体的な印象ですね。

ギターという楽器は「オラオラア」っと演奏してしまいがちなものですので、そういうオラオラなところが本当になくなってきて、いよいよロックじゃなくなってきたなあと思わなくもないのですが、KID Aからここの境地に至るのは必然という気が致します。

サマソニではどんな曲を演奏するのかなあ。