賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

咲のSS その3

怜「他にもあるで?『病弱クールなキツネっ子』とか」
洋榎「キツネ?」
竜華「怜はキツネの手でツモるんやでー!?めっちゃめちゃ可愛いねん!」ヘヘン
怜「…………」ダブル デ コーン!
竜華「わわ!両手や!めっちゃめちゃ可愛いー♪めっちゃめちゃ可愛いー♪」
恭子「別にダブルやからって2回褒めんでも……」クス..


イメージ 1

ダブルで、コーン!

とか、咲グッズ買って喜んでる場合じゃないんですよ。
上記のSS(こちらの方のブログをご参照くだしあ)での、ボケまくりの怜さんがすばらですが、こちらのSSの怜さんも、なかなかのなかなかですよー。


タイトル通り、視聴者のネット投票による得票数も点数に加えるという新ルールにより、怜さんその他が得点ゲットのために四苦八苦するのですが、正直爆笑したよ。そこまでやるか~。
お茶の間で流れたら、お母さんが無言でチャンネルを変えかねない選手一同(1名除く)の奮戦ぶりが微笑ましいのですが、なし崩しにお色気路線を許容していく審判のジャッジも面白過ぎます。露骨な視聴率稼ぎや。犯罪でおまんがな。
関西人の特徴でおまんがな」もそうでしたが、こういう汚れポジションについた時の怜さんは輝いてるなあ。それと怜「チャンピオン……あんた、いいお嫁さんになるで。床上手的な意味で」 」とか、言葉のセンスがいいですね(床上手って女子高生が使う言葉かいな)。SSは会話がほとんどですので、このセンスの有無がSSの生命線ですね。



つい最近のSS。
咏さんを中心にしたプロたちの人間模様を描いたSSですが、某野球球団をモチーフにしたっぽいので、なんというか身につまされますね。
時々Youtubeで引退した選手の動画など観たりするのですが、こういうのとか泣けてしょうがないです。やっぱ野球はいいなあ。
このSSでは、照さんもプロになってたりするのですが、現在高校生の彼女達の数年後の姿を見たいという要望は高いんじゃないかなあと思います。まあワタシが要望してるんだけなんすが。



あれだけの死闘を繰り広げた4人ですから、歳を取っても、むしろ歳を取るほど、あの時の闘牌は忘れがたいものになってゆくのでしょうねえ。ほっこりさせていただきました。
下のSSは、玄さんが死亡するというショッキングな事態から話が始まるなかなかスリリングなSS。どういう展開にするのかドキドキしながら読みましたが、感動的な終わり方でとても良かったです。まさかのムッキー最強雀士設定に全て持ってかれましたが!



瑞原プロの所属するハートビーツ大宮へ首尾よく入団できた竹井久さんの奮戦記。このSSではやりさんが好きになりました。はやりん、親分肌過ぎますよ。でもいい人。
そういえば、7月13日ははやりさんの誕生日でしたね。おめでとうございます。はやりさん、今年で29歳かあ。でも全然キツくないよ!(目逸らし)

はやり「やだ!やだ!やだ!すこやんより早く結婚したい、結婚したい、恋愛したい!」
菫「恋愛禁止だって言ってたじゃないですか」
はやり「だから私はずっと守って来たんだよ!バカ!恋人最後に居たのいつだよ!中学生だよ!?」   

くそ真面目に恋愛禁止条例を守ってきたはやりさんは、幸せになって欲しいなあ。



清澄高校麻雀部の面々の、高校卒業後のそれぞれの歩みをオムニバス形式で綴られてますが、もうSSというより、ほとんど小説仕立てになってますので、書くのが大変だったろうなあと思います。未完なのもやむなし。

個人的に部長とまこさんの人間関係が非常に好きです。部長は学生議会長という生活圏があり、まこさんはroof-topというそれぞれ全く別の生活圏があり、その2人がどういう出会いがあり、またこれまでにどういう関係性を築いてきたのかというのは興味深い話であります。

部長は、廃部寸前の麻雀部にあえて入部してくれたまこさんのことを死ぬ程感謝してると思うし、まこさんもまた、1年の時は部室で一人ぼっちだったのに、今では学生議会長にまでなりおおせた部長に対して思うところがあると思われるのですが、2人ともそういうことは死んでも口には出さない。出す必要がない。先輩後輩というより、安心して背中を預けられるみたいな(笑)、戦友みたいな2人の関係はいいなあと思います。

ということで、咲本編でもうすぐ始まる準決勝の次鋒戦が非常に楽しみですね! 2連続キンクリとか、そんな事態に陥ったら砲号しますよボクは。