賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

別冊少年チャンピオン9月号感想

ハンザ突発本出ますー→■

そうだ、コミケに行こう(もう終わってます)
みつどもえを萌え系で描くと、こうなるんですにゃー。千葉母が美人過ぎる。
来月から「みつどもえ」(桜井のりお)も参戦する別冊少年チャンピオンですが、今月も面白かったです。この雑誌は今後も購読しようと思いますが、電撃大王は今月から買うのを止めるつもりです。「よつばと」(あずまきよひこ)が載ってる限り買い続けるつもりでいましたが、さすがに限界に達しました。長い戦いだった・・・。

これで現在購入してる雑誌は、週チャン(秋田書店)にヤンジャン集英社)に楽園(白泉社)に別チャン(秋田書店)にアオハル(集英社)と、個人的にスッキリした陣容になりましたよ。アオハルは年内にもう1号出す予定らしいですが、発売日が不定期とか順調にアワーズプラス化が進んでますなあ。

そういえばアニメイト渋谷店がリニューアルとかでサイン本を販売するらしく、明日あたり行こうかとも思ってますが、まだ残ってるかしらー? 秋田書店の本もありますね。りびんぐでっど!さくらDISCORD!てんむす・・・は別に要らない(オチをつけるな)。
タアモ先生の「たいようのいえ」もありますなあ。そういえば「となりの怪物くん」(ろびこ)の10巻も発売中なんですよ。いつの間にやらアニメ化が決まってビックリしましたよ。面白いから当然といえば当然ですが、これは「たいようのいえ」のアニメ化もあるなっ。

こうやってカラーで改めて見ると、週マガで「ブラッディ・マンデイ」の作画を担当していた恵広史さんにちょっと似てるかなあと。こういう絵柄はとても好きなんですが、wikiを見て恵広史さんが女性と知っておののく。マガジンの隠れ女性マンガ家率は異常。wikiに「執筆する作品に巨乳の女性キャラクターが多く登場するのが特徴である」とか書いてますけど、これはわざわざ取り上げるべき特徴なのであろーか。面白いなあ、もう。

などとグダグダだべってないで本題に入りますです。

クローズZEROⅡ(平川哲弘

前作のクロゼロと比較すると、作画担当の能力が違い過ぎてそのギャップが面白いかなと。芹沢ってこういうキャラなんだ。

ブラックギャラクシー6(阿部共実

カレルナさんをもっと活躍させて欲しいです。チョロ助さんも可愛いけど。

サンセットローズ(米原秀幸

今月も面白かった。チェリーとサンの人間関係は面白いなあ。「それでも1滴すら飲ます気なしかぁーっ!!」「うん!それでもオイラ、1滴も飲ます気なしだ!」。素晴らしい。

ハダカノタイヨウ(吉木まさかず)

巻中カラ―、キタコレ!
人気なの?アンケート集計でもぶっちぎりなの!?
好きな作品が人気あるって、こんなに嬉しいことなのね。スピナマラダの悪口はヤメロォ!
そんな巻末掲載の作品はさておき、今回も楽しく読めました。前回の引きで、ちょっとヘンタイさんなのかなと思ってしまった新キャラの灰原部長でしたが、普通にいい人でしたよ。良かった。
この3人でどのように漫研活動をしていくのか楽しみになってきましたが、姉崎さんは、よく分からないサービスシーンよりもオトコマエな顔をしてる姉崎さんをもっと描いて欲しいなと。

創面(山内雪奈生

体罰許可証というアイデアは良かったと思うけど、あとはテンプレ通りの展開で面白くなかった。もうひとひねりあれば本物なんだけどなあ。

バキどもえ(さいとうなおき)

梢江回は大抵面白いなあ。この増ページは人気の表れかっ。

しこたま(ニシカワ醇)

野球マンガかと思っていたらバカマンガでした。
前回、「この世界では女子は高校野球に出られるのか」とかツッコんだりもしてたんですが、相撲部に入部希望する女子がいる世界では、そんなのまったく取るに足らない些事でしたね。まことに申し訳ない。完全に作者さんをみくびってました。ここまでバカマンガを描ける人だったとは想定外もいいとこですよ。ほとんど狂気を感じるバカ展開は月刊誌ならではですね! 今後が楽しみな作品がまたひとつ増えました。

スパイスボーイ!(深谷陽)読切

昔、ビジネスジャンプで連載してた「密林少年」を読んでたので、この人の実力は承知していましたが、予想通り面白かったです。美味しい料理というのは人を幸せにするものなのだなあと改めて思いました。笑顔が見たいから美味しい料理を作るぜって、素朴だけどとても良いお話でした。また描いてください。

巻中カラ―、キタコレ!その2
今回も面白かったワケですが(敷島さんデレるのが早すぎます)、新キャラの先生の奇矯な振舞い(「ヒヒヒヒ」とか普通言わないです)に、「ああ、「こいこい7」もこんなカンジだったなあ」と思い出してきましたよ。
メインキャラ3人がおかしなことになりませんようにと、祈るばかりですが、今回色々とこの作品の世界設定が出てきて興味深かったですね。この世界には子供がいないのかあ。こうなったら少子化対策としてハッピープロジェクトを発動させるしかないっ!

ワイルドモモ(佐渡川準)読切

サイレント物キタコレ!
無敵看板娘」ではちょくちょくやってましたが、映画を観てるみたいな、この人の表現する力はさすがですね。
動物モノで、こういうネタは正直ヒキョーだと思うんですけど(泣いてまうやろ)、読切ならでは勢い重視の展開で楽しく読めました。かつて人間も…気高いケダモノであったのだ(@海獣の子供

この娘はパンツ穿いてないの? 痴女なの?
のっけから魅せてくれました。やはりこうでなくては!

12月のゼファー(米林昇輝)

おおー、あの過剰なデフォルメが直ってるよ~。凄く読みやすくなったぞ。やはりアンケートなどで散々言われたのだろうか。
そういえば、コマの枠をぶっとく描いて「オレ、斬新!」とか得意がってた某新人漫画家さんが単行本化する際、読みにくいから止めろと、全て修正させられたというモメンタムな話を聞いて笑ってしまったことがあるのですが、無駄な努力は早めにあきらめるのが肝心。ゼファーの作者さんも早めに気付いて良かったですね。
お話の方も、ようやく序章が終わって、これからが本番というところですので、これからどんどん面白くなっていくことを期待してます。

後悔3つ(笠原雅人)読切

新人まんが賞準入選作。個人的には微妙。
沢編集長が激プッシュしたんだろうなあというのがそこはかとなく分かるコメントが面白かった。浜岡賢次さんの微妙過ぎるコメントも笑ってしまった。

この手塚・・・イカれてやがる。
今回はいつにもましてエキセントリックな手塚治虫が見られました。いいぞ、もっとやれ。
手塚治虫を信じた挙句、会社を辞めるハメになった編集者さんはまことにお気の毒な話なのですが、全然自分は悪くないと思ってる手塚治虫がクズ過ぎる。マンガ家というのは基本的に性格破綻者が勤める職業なんだな。
別冊になってから段々容赦がなくなってきた気がするので、本当にブラックジャックにこだわらず、どんどんこういう、とんでもない手塚治虫を描いて欲しいですね。



次号から「みつどもえ」が参入。付録の着せ替えカバーが楽しみ。ようやく12巻が出るんだなあ。