賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

スランプ

前回は前振りのみで終わってしまったので、今回こそはチャンピオンの感想をと思っていたのですが、どうにもテンションが上がらないので、今回は少し言い訳など。

34号で最終回を迎えた「さくらDISCORD」(増田英二)に関しては、間違いなく今年度の「このマンガがすごい!」の1位にランキングされてしかるべき作品なのでありますが、まあ実際はかすりもしないんでしょうよ。ええ分かってますとも。
この作品が好き過ぎてしまって、なんかちょっと今、軽く燃え尽き症候群気味で、「みつどもえ」(桜井のりお)の連載再開という嬉しいニュースも、このローなテンションを引き上げるまでには至りませんでした。

個別に感想を書いても、なんだか味気ない、つまらない感想ばかりで、ちっとも面白くないなあと思うので、自分でも面白いと思える感想を書けるようになるまで待ってみたいと思います。申し訳ない。

・・・と終わってしまうのもこれまた味気なさ過ぎなので、もうちょっと補足してみますと、1年分のチャンピオンを整理してみて思ったのですが、現在のチャンピオンは高純度の燃えるマンガが急速になくなってしまっているのだなあと。あくまで個人的な観点からなのですが。

ハンザスカイが終わってしまったことと、連載再開したバチバチが陰湿な描写が多くて爽快感に欠けている点が大きいと思います。空が灰色だからをはじめ、「面白い」マンガは揃っているのですが、「熱い」マンガが足りないのではないかと思います。ラッキーストライクは、もう少し長い目で見て欲しかったですね、残念。

囚人リクANGEL VOICEも、確かに熱いのですが、どこか予定調和的なものが自分には感じられて熱くなるというより、「上手いなあ」と感心するカンジで読んでしまうのが問題です。どこか他人事のように読んでしまうのだなあ。贅沢な悩みだとは重々承知してますが。

そういう意味で、シュガーレスが高純度で熱くなれる作品なのですが、現在思いっ切り最終回フラグが立っていて安心して読めないから困る。岳さんとマリモさんがケンカする時が最終回なんだろうなあ。

今回の新連載陣も、「面白い」マンガ系の作品ばかりで、熱さを期待できる作品がワタシの目には見当たらないので、ここしばらくは、良い意味で安定してチャンピオンを読むことになるんじゃないかと思います。そう言いつつ、とんでもない集中連載が始まってど肝を抜かれるのがチャンピオンという雑誌なのですが。

と、言い訳がましいことを書き連ねてしまいましたが、決してつまらないと思っているのではなく、面白く読んでいるんですけど、感想を書くほどにはテンションが上がらないなあという今のハンパな気持ちを表明したかった次第です。言い訳がましいな!