賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

最近読んでるマンガ

ようやく先週から週マガを買わなくなりました。

この頃からマガジンを購読するようになったのですが、思えば自分がマガジンを買うことになったのは、「ファイ・ブレイン」(上野春生)を読むためだったんだなあと考えると、なんだか感慨深いものがあります。「ファイ・ブレイン」に関しては、こちらの方のpixivなどをご参照ください。一話だけですが、よくまとめられてますね。くっそ、こんなさわりの部分だけなのに充分笑える。最後のページの斉藤さんが可愛いなあ。
 
と、ワタシの中では記憶に残る伝説級のネタマンガとなった「ファイ・ブレイン」でございましたが、その後継者と一部で目されている「ハッピー・プロジェクト」(落合ヒロカズ)は、あれはダメですね。本当の意味でのクソマンガであります。この作品のおかげでマガジンを買う気をなくしたという意味では感謝してますが。
 
作者は「君のいる町」の瀬尾センセイのお弟子さんに当たる人らしいのですが、師匠譲りの読者を驚かせたいだけのストーリー展開には呆れ返りましたよ。そういうのは君町だけでお腹一杯です。
長く続けば良作になりそうだった「スターチルドレン」(きだまさし)も、なんだか打ち切りになりそうなカンジですし、もうマガジンはいいかなと思えてしまいました。
 
ベイビーステップ」(勝木光)をはじめ、たくさんの良い作品を読ませていただいたことに感謝しております。それまで「マガジンはオワコン」とか思ってたのですが、自分の不見識さに腹が立ちます。オワコンかどうかは、自分でちゃんと読んでからでないと判断してはいけませんな、と当たり前の話ですね。ずっと侮った態度を取ってすんませんっした。
 
ええと、ついでと言ってはなんですがこれも謝罪しないと。以前、ジャンプの悪口っぽいコトを書いてしまったのですが、これもあまりフェアじゃなかったなあと、今頃反省しております。だってこの時、看板作品である「ワンピース」も「ナルト」も読んでませんでしたから。飛車角落ち状態なワケですから、そりゃ面白くないでしょう。思いっ切り偏向記事でありました、申し訳ない。みんな「バクマン」が悪いんだ~!
 
それと去年の話なのですが、46号に掲載された「競技ダンス部へようこそ」(横田卓馬)という読切が、ネットで評判良かったので、ワタシも思わず読んでしまったのですが、確かに良い作品でした。ちなみにオナニーマスター黒沢とかちっとも知りません「賽ノ目手帖」は健全なサイトです。重要なので強調してみました。
こういうタイプの作品もジャンプは載せるようになったんだなあと驚きましたよ。昔のコミックハイなどではよく見かける作品なんですけどね。アオハル創刊など、集英社は今、インディー路線と言いますか、こういうマイナーな路線のマンガ家さんに積極的に触手を伸ばしてるカンジがありますね。生き残る為にむこうも必死だ。秋田書店も負けるな~!
それにしてもジャンプでアニメ化されてないのって、「いぬまるだしっ」(大石浩二)だけらしいですな。そりゃ知名度抜群だよなあ、羨ましいぜ。てか、ジャンプで一番面白いと思った作品がアニメ化されてないって、どういうことだってばよ。46号のたまこさんも可愛かったのに。長州ネタかよ~。
みつどもえ」亡き今、チャンピオンに不足してるのはこういうノリの作品なんだよなあ。桜井のりおセンセイ、早く復帰してくださ~い!
 
販売部数的に凋落が著しい週刊少年サンデーも、一度じっくり全作品に目を通してみたのですが、これは確かに部数が減るのも仕方がないなあと。なんですかね、あの閉塞感は。
オッサン読者的な見解としては、10年くらい前の、新規読者獲得のために路線変更して、古参の読者を追い払うよな作品ばかり載せた影響がずっと尾を引いてるような印象があります。
 
金色のガッシュ」(雷句誠)みたいな、低年齢層からも高年齢層からもウケの良さそうな作品ばかりあれば良かったのですが、それはやはり例外でしかなく、そんな虫の良い話はありません。幼稚な作品ばかりになってしまったなあというのが、最近のサンデーを読んだ印象です。
幼稚という言い方もあんまりだと自分でも思う出のですが、いい形容が思いつかなくって・・・。「平べったい」っていうんですかね。もっとこう、段差をつけてもらわないと!
 
そして最近知ったのですが、「電波教師」(東毅)の作者さんが「えんとっくん」だってマジ? 俺は読みましたよ、「あずまんが漂流教室」。そりゃあトラウマさ! なんで大阪さんと榊さんが殺し合わなきゃいけないのさー。段差つけるにも程があるわ。
あすまきよひこさんは、以前ゲッサンに「あずまんが大王・補習編」を描いてらっしゃいましたが、下手したらえんとっくんとバッティングしていたのか。コワいわ~。まあ「よつばと」のエロ同人誌を描いてた人に平然とマンガを描かせる電撃大王に比べたら、物の数ではないんですけどね。改めて強調しますが、「賽ノ目手帖」は健全なサイトです、悪しからず。
 
そんな不健全な話題はさておき、週サンがターゲットを低年齢層に絞ったおかげで、本来週サンに載ってしかるべき有為な人材が拡散してしまったことが大きな問題なのではないかと思うのですよ。
 
「LOSTMAN」(草場道輝
「とめはねっ」(河合克敏
「妹先生 渚」(村枝賢一
ハレルヤオーバードライブ」(高田康太郎
シュトヘル」(伊藤悠
 
 ここらへんの作品はみんな、週刊少年サンデーに載ってておかしくないんですけどねえ。ええ、シュトヘル」は少年マンガです。重要なので(ry
出版社とケンカしなければ「どうぶつの国」もサンデーに載ってただろうしなあ。これらの作品が週サンに載ってくれれば、文句なく購読するんですが。あと中山敦支を逃がしてしまったのは惜しいな。勿体なかった。
 
と言っても、現在「BE BLUES」(田中モトユキ)を購読中ですし、「月光条例」(藤田和日郎)も、そろそろ露さんが登場する頃合いですので、単行本を買わなきゃいけないしで、なんだかんだでサンデーもそれなりに面白いと思ってるワケですよ。「最上の明医」(橋口たかし)の7巻も買ってしまいましたし。いや、この巻からいよいよアフリカ編が始まるんですよ。U2ファン的にもこれは読んでおかないといけません。やはりマンガで読む方が実感が持てますね。「オメガトライブ」(玉井雪雄)も本当にいつかちゃんと読まないとなあ。
 
と、いつも通り無駄に文章が長くなってしまったので、ここでひとまず終わります。いつになったらチャンピオンの感想を書けるんだろう・・・。