賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

U2百選 再び(前半)

そういえば年末に、こんな記事を書いてたんですよ。→■

百人一首」をイメージして、U2を聴くなら、この曲は押さえておきたいよなっみたいな曲を100曲選んでみようという企画だったんですけど、見事に投げっぱで終ってしまいました。申し訳ない。
しかもこの選曲ってば、思いっ切りワタシの好みが入りまくっておりまして、およそ公平性に乏しいシロモノですので、改めて、もう少し「U2百選」の名に相応しい選曲を考えてみたいと思います。
 
まずは、1から6までは1stアルバム「BOY」からの選曲なのですが、これはまあOK。できれば4のOut Of Controlは、アルバム・ヴァージョンでなく、シングル・ヴァージョンで聴いていただきたいなと、これは個人的要望です(笑)
7のTouchは初期シングルを代表して、この曲を選びました。Another Dayも捨てがたい魅力があるのですが、やはり完成度という点で、この曲かなと。
 
 
 
 
 
 
初めて聴いた時は軽いノリのU2にビックリしたものですよ。アルバムでは見られなかったカルさだなあ。
 8から14までの7曲は2nd「October」からの曲です。うん、多すぎるな。好きなアルバムですが、これはバランスを考えると多すぎかも。
Gloriaは、デラックス版のライヴ・ヴァージョンなのですが、ここは順当に「Under A Blood Red Sky」のGloriaで良いですね。もう何百回も聴いていてさすがに飽きが来ていたので、こっちにしちゃいました(笑)
Octoberも、スタジオ・ヴァージョンで良いかなあ。I Threw A Brick Through A WindowWith A Shoutはライヴ・ヴァージョンの方が迫力があって絶対こっちが良いなっ。
Scalretは、ライヴ・ヴァージョンが非常に美しかったのですが、初めてU2を聴く人には「なんじゃこりゃ?」と思われてしまいそうですので、こちらは割愛した方が良いかな。これでOctoberからは6曲。うんまあこれでBOYと同じだから、いっかあ。ということで、残念無念のScarletをご紹介。美しいわあ。
 
 
 
 
 
15から18までの4曲は3rd「WAR」からの選曲。少なっ。これは少な過ぎますよ、賽の目さん。
ということでNew Years Dayを追加。これを入れないってどんだけー。
15のSunday Bloody Sundayは、Outtakeというか初期のデモ・ヴァージョンでヴァイオリンが入ってないんですね。これも初心者向けではないので、スタジオ・ヴァージョンにしましょう。
そしてさらに40も入れておきましょう。ちょっと初心者向けでないかなと思ったんですが、やっぱこの曲を入れないと始まらないかなと考え直しました。これでWARから6曲、どんなもんじゃ~い!
 
19から22までの4曲は4th「The Unforgettable Fire」から。これも少なっ。いや、6分以上の曲は入れるの止めようと思ってたんで、BADElvis Presley and Americaは割愛してしまったんですよ。
でも長いけどBADはやっぱ入れないとダメだよなあ。よし入れよう。Elvis Presley and Americaはさすがに初心者にはキビしすぎるのでダメだけど。U2で一番好きな曲なんですけどね。
 
 
 
 
 
こんな、ほとんどデモ曲状態の曲をアルバムに入れるなんて、大胆すぎるぜ。この、未完成なところがまた、ファンにはたまらない魅力なんですけどねえ。
これで4thからは5曲。さらに23のDisappearing Actを加えれば6曲ですね。Disappearing Actは、こんないい曲が今まで未発表だったなんて、惜しいにも程がありますわ。とてもロマンチックで彼ららしい曲です。
20のPrideは、シングル・ヴァージョンの方が曲時間が長いけどボノさんのシャウトがカッコ良すぎるので、こちらを。21のWireは普通にアルバム・ヴァージョンで良いかな。
 
24から31までの8曲は5th「The Joshua Tree」から。多っ。まあこのアルバムは代表作であるから致し方ないです。
27のBullet the Blue Sky (Live 1993)はシングル「Stay」に収録されていたライヴ・ヴァージョンで。28のIn God's Country [kage remix]は以前酔月亭さんからいただいたMixなんですが、こちらもマニアック過ぎるので、スタジオ・ヴァージョンの方で。この曲もライヴの方が映えるんだよなあ。
そして32のWave Of Sorrow (Birdland)はデラックス版に収録されていた幻の名曲。これも長らく未発表だったのだなあ。
 
 
 
 
 
この歌詞が舞い降りまで20年近くかかったということなのでしょうか。とてもいい歌詞ですね(「読めば読むほど」のkyokoさんがこの曲を訳されてます)。
33のSweetest Thingは、なんといいましょうか、ワタシの中での「最高のラブソング」ですね(笑)
ボノさんのヴォーカルが最高ですし、ビートルズっぽい曲調も最高です。ビートルズとU2のいいとこ取りみたいな、そんな欲張りな曲です(笑)
 
34から39までの6曲は「Rattle and Hum」から。34のDesire (Hollywood Remix)は、やっぱりスタジオ・ヴァージョンの方がいいかな。一番いいのは映画版の方なんですけど(笑)
35の「God Part 2 (The Hard Metal Dance Mix)」はこっちの方がより毒々しいのでリミックスを採用決定ということで(笑)。35の「Silver and Gold」は、ボノさんのソロ・ヴァージョンも素晴らしいのですがこれは「U2百選」ですので自重します(笑)
39のSunday Bloody Sundayもファン的には絶対外せないライヴ・ヴァージョンなのですが15と重複してしまうので、これも外すべきですね。40のRedemption songに至ってはそもそもU2の曲じゃないし、論外ですな(笑)
いや、でもこのカバーでのボノさんの歌いっぷりは最高だと思うんすよ。
 
 
 

 
 
くうー、ボノさんかっけえ~~!!
 
この時期のボノさんは最強だなっ。
ということで80年代U2からの選曲はここまで。次回は90年代以降のU2ソングを改めて検分します。