賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

週刊少年チャンピオン30号感想

ブラックジャック創作秘話」・・・面白かったな!
 
もう終っちゃいましたけどー。
この面白さは多分、人によってバラつきがあるんだろうなあ。手塚治虫に対して思い入れがない人には、あまり面白くないかもしれない。自分は凄く面白く読めたのですが。その辺りの事は、単行本が出たら書いてみたいところです。
ということで忘れた頃にやってくるチャンピオン感想であります。すっかり月一ペースだなあ。
 

バチバチ佐藤タカヒロ

おお、蒼希狼さんカッケー。今までどちらかというと嫌いなキャラでしたけど、すっかりファンになりましたよ。
これは鯉太郎との対決が楽しみですね。
 

被害妄想少女うれいの日常(中村ゆきひろ)

2ページとか、代原にも程がある。最初読んだ時、存在に気付かなかったよ。
髪型が変わったからか、やけにヒロインさんが可愛く見えるな。もう本格連載でオッケーですよ。
 

スーパーバイトJ(沼田純

ヨシノさんはなんか純文学的なキャラだよなあ。
 

囚人リク(瀬口忍)

瀬口さんが「蒼天航路」の王欣太さんのアシスタントだったということを知ったのはワリと最近。
ホントかよ~、と久し振りに27巻を取り出してみましたら、ホントだったよ! 全然気付かなかった。
不覚としか言えませんが、ここ数週のど迫力の見開きシーンを見てますと、ナルホドこれは蒼天航路だなと。
首の筋の描き方とか、トーン使い方とか、蒼天航路そのものですね。馬超カッケーなあ。と言いますか、これは実際に瀬口さんがぺン入れしたのでしょうね。そうすると、ワタシは昔、毎週瀬口さんの絵を見ていたことになるんだなあ。
そういう意味で、この作品も楽しみになってきてますが、今のところ刑務所内の勢力争いということで、まさに三国志状態になってますが、脱獄するまで連載を続けられるのかが、ちょっと心配です。
 
大食いという競技を、全く理解がないワタシでも楽しめるかというと、今のところ微妙。
「なぜ大食いするのか?」という疑念に応えるだけのものがまだ提示されてないからだと思う。
「ああ一杯食べてるねえ、凄い凄い」で済まされてしまうのが問題だ。
また、「競技」である以上、勝負であるはずなのだが、「1gでも多く食べてやる!」という考え方だと、それはどうも「むさぼり喰う」ということで邪道であるらしい。そこら辺がちょっと「どう盛り上げるの?」と不安になる。
 「可愛い女の子が出ればいい」という考え方もアリだが、それだけでは物足りないでゲソ。
 
たとえ敵がシャケ並みの強さをもっていたとしても、誰一人逃げずに向かっていく九島高校の皆さんが眩し過ぎる~。「負けることが恥ではない。戦わぬことが恥なのだ」を実践してますなあ。
そして負けることを一切恐れないバカ二人が兼光さんに再び挑戦! 岳さんの得意の気絶地獄に巻き込めば勝算が少しだけあるかもしれない。少しは成長してると思うし。
 
峰岸さんの負けフラグの立ちっぷりがハンパねー。やはり決勝の相手は要陵なのでしょうか。
キラービーさんも負けちゃったたらバベルさん、ショックだろうなあ。
 

りびんぐでっど!(さと)

枕をかかえたもなこさんが可愛い。ということで「美大道!」を購入しました。
 
 
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うむ、ノリがまったく一緒だな!
 
ちなみに、「たぼうじん」も先日届きましたよ。
 
 
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抽選で300名って普通に応募者全員サービスでいいんじゃないかとも思いますが、まあアリガトウゴザイマス。
100問100答では「Q82 他社作品も含め、重野先生が一番好きなキャラは誰ですか?」「A 信長の忍びの信長かなあ。」というのがあって、やはり「信長の忍び」は読まないとな! すみません、まだ読んでないっす。
 
と、それはさておき前々から思ってるのですが、さとセンセイがアリなら師走冬子センセイもチャンピオンでの連載もアリなんじゃないかなって。
みつどもえ」が不在の今こそが侵攻するチャンス! ぐへへへへ。
などと、邪悪な考えをおこしてないで、連載再開してから良いテンションで描いてらっしゃいますので、こちらも本格連載に昇格して欲しい作品です。
 

クローバー(平川哲弘

やっぱり本編の日常パートは面白いなあ。寝てる時でも真木さんの夢を見てるとか主人公、どんだけ真木さんのことが好きなんだよ。
A-Bout」(市川マサ)もそうなのですが、ヤンキーモノはケンカよりも日常してる方が読んでて楽しいなあ。
 

英雄企画ハーフマン(哲弘)新連載

ノリはいつも通りでしたがいかん、ヒロインさんが高スペックすぎる。
これまでの哲弘作品の中でもピカ一なのではないでしょうか
これも本格連載して欲しいなあ。
 

ましのの(八谷美幸)

しげるネタひでえ。
 
確かに最近、掲載位置が低いような・・・ちょっと心配だ。
最後の崩と陵太郎とその他面々が複雑に絡み合って最終決戦を迎えるという形でもオッケーですよ。
 

モメンタム(濱口裕司)

もうすぐ終わりそうな雰囲気ですが、改めて作者の絵の稚拙さが惜しまれる。
今週の勝利の女神とか、そもそも女に見えないですよ。
マンガ家としてのセンスは持ってる人なんですが、この絵の稚拙さが確実に足を引っ張っている。
この前の読切から今回の「モメンタム」まで、わりと時間があったのだから、その期間中に画力を上げていれば、本格連載はおろか、看板作品だって描けたかもしれないと思うと、実に惜しい。
そして関係ないが、平本アキラは画力上げ過ぎ。
 

私立アサシン学園(佐藤健太郎)読切

そしてこの読切である。
神暗器の名前が「パニッシャー」という時点で、厄いことこの上ない作品であるが、厨二病的な好みを全部放り投げて、題材をきっちり選別すれば(スポーツ物とか)、充分連載までもっていけるマンガ家さんだろうなあと思いました。頑張って欲しいですね。
 
 
噂では「透明人間の作り方」の増田英二さんが、近々チャンピオンに復帰するとのことで、こちらも非常に楽しみですね。終わり。