賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

続・最後の一撃

前回の続き。前振りが長過ぎた・・・。
 
 
 
 
 
 
5thアルバム「The Joshua Tree」よりMothers of the Disappeared
自分がなぜU2を聴いているのかというと、それはMothers of the Disappearedのような曲を聴くためなんですよ!と賽の目は興奮して語ります(御坂妹風)。
非常にシリアスな曲なのですが、同時に溢れんばかりの高揚感がある。「自分は不幸であることが幸福であるような人間なんだろうね」というボノさんらしい歌であります。つまり、こういう曲を歌いたいから、こういう声になったのだなと賽の目は一人合点します(御坂妹風)、しつこい。
 
宗教的心情・・・というとまた、いろいろ語弊があり過ぎるのですが、この曲を聴いて湧き上がる気持ちというのは、宗教的なものなのではないかと、宗教とは日頃縁遠い生活を送ってる僕などは思うのですが、これはちょっとぶっちゃけ過ぎでございました(笑) でもワタシの考える「宗教」というのは、こういう曲のことだと思っているのです。
 
 
 
 
 
 
 
最後に80年代の最後を飾る「Rattle and Hum」よりAll I Want Is You
ラブソングを歌うことを頑なに拒否してきたU2がここにきて最高のラブソングを最後の最後に持ってきましたよ。
つまり、これがU2の考える男女の愛の形なのだと。流麗なストリングスの影に、どうしようもない苦々しさが横たわっている。最後のボノさんの叫び(「君だけが俺のすべてなんだ」)は、恋愛の甘美さとはおよそ縁遠い。With Or Without Youのような切羽詰まった悲壮感はないけれど、聴けば聴くほど落ち込んでくるU2にしては珍しい曲です・・・あ、モチロン、ワタシにとってですよ?(笑)
 
つまり、俺たちが珍獣なんだよ。誰かが以前俺たちとヴァン・モリソンを比べて言ったんだけど、殆どの人間は女の子について曲を書くことから始めて、神についての曲を書くようになるもんだと。俺たちは完全にその逆を行ってるよな!
 
80年代最後のアルバムのエンディングを飾る曲であると同時に90年代のU2を予告する名曲であると思います。
 
 
 
 
ああ、やっと終わった! 記事の更新に3日かかるってどういうことよ? 生涯現役U2ファンを目標とする身として、これはいただけませんな。この言い回し、すっかり気に入っちゃったよ。
 
 
友人に「U2ばっか聴いててあきない?」と言われたので
「あきるワケが無え!!!(ふっ)」と言っておきました(ぐっ)。
『生涯現役U2ファン』が目標です(うは♥)。
U2最高
 
 
合う! つじつまが・・・。(竹宮ジン先生、本当にゴメンナサイ)
とは言え、最近はU2以外の音楽ばっか聴いているワタシは、もはや現役じゃないかもです(笑)
ということで、「最後の一撃:90年代U2編」の記事を、生涯現役U2ファンの方に書いていただけることを、そこはかとなく希望する次第であります(笑)
 
最後に改めて「Small Craft On A Milk Sea」の5曲目からより、Horse。
 
 
 
 
 
いやあ、カッコイイっすねえ。U2も昔こういうインストをちょいちょいやっていましたが(シングル「The Fly」のB面に収録されていたAlex Descends into Hell for a Bottle of Milkとか)、こういうノリの曲は大好きですよ~。U2もスパイダーマンかなんかのサントラを手掛けてるそうなんで、こちらも期待しておりますです。