賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

本番電撃大王感想

いささか古いネタなのですが(ホントはもっと早く出す予定…でした)、うさくんの単行本をComicZinで購入しますと、トモセシュンサクのフリペがもらえる特典があるんですよ。週刊少年チャンピオン的に言えば、「木曜日のフルット」(石黒正数)の単行本に、まりお金田のフリペが付くみたいなもんですが、あ、あの、これってファン的にアリなんですの? 「お前のマンガを買ったんだから、お前が描いたフリペをよこせ」とかワタシなんかは思っちゃいますけど。さすが電撃大王、売り上げ伸ばすためなら手段を選ばないぜ!
 
 
 
 
 
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まあ、ずいぶん昔に載ってたトモセシュンサクの読切(オールカラー)をいまだ後生大事に持ってるボクが言うことじゃないんですけどね。 

あちゃあ、久し振りに雑誌を整理してみたら、恥ずかしいのが出てきちゃったよ。遠野志貴がアルクェイドにエロいことしようとする回とか、木山さんの痴女痴女しい回とか、なんでこんなのばっか切り抜いて保存してあるのさー。いい加減にしなさいよ――!
 
と、昔の自分にビンタしてやりたいのですが、「よつばと!」(あずまきよひこ)の4コマの回とかも出てきて懐かしかったり。この回はかなり好きだったなあ。風香さんもヒロインっぽいぜ! 扉しか出番がなかったけどな!! この頃から扱いが悪かったのね・・・。8月号もそうですが、よつばが叱られる回は大抵面白いなあ。
 
 
ということで、もう9月号も出ちゃったよな8月号の感想です。こうなったら9月号の感想もコミで!
 
9月号にて、無事完結。理由も分からずやけに待たされましたが、満足のいく最終回でした。時折ヘンな時もありましたけど、この人の描くアルクェイドは素晴らしかったです。最終回も良い笑顔でした。
お疲れ様でした。次回作は是非オリジナルで!
 
 
8月号からの新連載。この人のマンガを読むのは、サンデーGXでやってた「ネコの王」以来だなあ。好きな絵柄ですので、また読めて嬉しいです。上連雀三平? そんな人知りません。
 
 
いつの間にかデキていやがった!
悟り切った感のあるトリエラの姿が哀しいなあ。
 
 
「ウソをつくな」と叱った後で「夜になると目が光る」と余裕でウソをぶっこくとーちゃんがクールでした。
クールに死亡宣告するみうらさんも素敵でしたが、次号はダンボーのお葬式なのでしょうか?
 
 
・のりたま(オオツカマヒロ
理解ってもらえないかもしれないけど、ネコミミって…いいなァ……って。
そんな少年部のガキでも分かってるようなことを、9月号の「のりたま」での、ネコミミやこさんを見て思いました。
茶店の回あたりから、どんどん面白くなってきてますねえ。9月号の掲載位置が、えらい前でビックリしましたが(「よつばと」より前だじぇ~)、これは人気急上昇中ってことと思って良いでしょうか。よーし、この調子で次回は巻頭カラーだっ!
 
>ちなみに次号休載。(byなまさん)
 
へ、へこたれないぞ・・・っ。
 
 
・ラブアレルゲン(桂遊生丸

オレたちの間にあるのは尊い友情!!
恋愛なぞで汚さないでもらおう!!

くそう、面白いな。鈍感な主人公に、健気な幼馴染。むやみに好みで困る! 単行本で買ってもいいくらいだ。
認めたくないが、現在電撃大王の中でかなり続きが楽しみな作品でございます。でも、まだ謝らないぞっ。
 
 
・それが彼女のセイギなら(真田鈴
7月号から始まった新連載。前作より明らかにパワーアップしてますねえ。ただ、作画の人が女性だと知ってますので、なんというか素直に喜べなくって、実に困る。ある意味、主人公と同じ心境だったりします。
 
 
・こいこい生徒会(あらきかなお
これ以上はないくらい、見事なセンターカラーでした。ポロリもあるよ!
9月号は、なかなか良いオチでした。こういうの好きだなあ。「喰うならそっちのまゆげ喰えっ」も笑いました。
 
 
 
…全国の各師団管下の部隊は、多かれ少なかれ動揺し、反乱軍に同調する青年将校は、
自分の部隊を動かそうとした。師団長の中にもどっちつかずの人がいたらしい。
 しかし、陛下は、香椎戒厳司令官に、こう仰せられたという、
「もし戒厳司令部で鎮圧出来ぬなら、みずから反乱軍を説得に出かけてもよい」
と。         (「二・二六事件の突発」201ページ。『岡田啓介回顧録』(中公文庫)より)
 
と、なにやら二・二六事件を思わせる展開ですが、この作品は舞台設定が戦前の日本に似てるから、なにかと考えさせられちゃうな。「皇国の守護者」もキワどいところまで描写してましたが、こちらはどこまでやれるのかな。
 
 
 
>もう一つの読み切りで、
>同じ肉体や性格を複製するのは科学的に不可能って言っているのにー(byなまさん)
 
ワリとこういう事例ってありますよねえ。>同じ雑誌内で設定が矛盾してる。
まあ同じ作品内ですら矛盾した設定をバンバン出しちゃうマンガ家さんとかもいらっしゃるワケですが!
名誉のために名前は伏せますが、もう水島新司のマンガは二度と真面目に読まないぞ。
 
それはさておき、この読切はなかなか気に入りましたよ。微妙にアザトイところとか(笑) タイトルの「ナンバーガール」ってのがまたあざといわ~。電撃大王に再登場することを期待したいです。
 
 
デウス×マキナ(鳥丸渡)
現在のマキナのキャラクターが、義理の母親であるベルベットと良く似てるってのが、なんだか悲しいです。
なまさんも指摘されてましたが、マキナの変貌ぶりは唐突と言いますか、腑に落ちないですね。
もう少しこう、「力なき正義は無力なり」的なエピソードを盛り込んでおいた方が良かったと思います。
 
 
 ・大奥チャカポン!(まいたけ)
黒髪のソラさんは、清楚な雰囲気で新鮮でしたねえ。いっそずっとカツラをかぶってて下さい。
将軍が身分を隠して大奥に潜むって、どっかで見たことあるなあって思ってたんですけどアレだ、酒見賢一の「後宮小説」だ。「後宮小説」の場合、暗殺を恐れて皇帝が女装して後宮に潜伏しておるのですが、こっちの将軍も、次期後継者の邪魔者として暗殺される危険があるのかな?
なんだか巻きに入ってきた感のある展開ですが、ここはソラさんが逆に将軍を守るとかいう展開とかになって、なんとか引き延ばしを図って欲しいものです。
そしてなまさんの、
 
>たまの縛られ方は、なかなか刺激的でしたが、
>出来れば着衣は無(略)
 
とのコメントですが、いやいや、むしろ着衣した状態での緊縛の方が興奮しませんか? なにを色文字で強調してるんだ俺は。
 
 きっとストライダム大佐も同意してくれるハズ(ビューリホー)。板垣恵介センセイは一体なにを考えて生きているのでしょうか? 西原理恵子さんとの画力対決は観たかったですよ。
 
そんな変態アメリカ軍人はともかく、9月号では、まさかの箱崎あきらさんの「隣のフランちゃん」が連載化。相変わらず微妙なノリなのですが、貴重なオリジナル枠として、素晴らしい健闘(ナイスファイト)を期待します。エロなしで!