賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

電撃大王11月号感想

少し昔の話ですが、テレビにコミックハイが出てたらしいですね。

イメージ 1


なにかこう、実にハズいな!
満天下に自分の趣味を暴露された気分ですっ。よりにもよって、「こどものじかん」かよ! たけしさん、静かに読まないで~!(→
ユニセックス商品ということですが、桐原いづみさんのサークル名が「UNI-SEX」というのがまたニクいじゃないの。しかしコミハイも、価格が780円になってたんですねえ。

まあ、そういう次第で、谷川史子さんの最新刊を読了したのですが(「P.S.アイラブユー」)、表題作がとても良かったですねえ。
ああいうオチは、昔は「こんなのご都合主義じゃん」と一蹴していたものですが、歳を取るごとに「世の中って、存外にご都合主義で動いているんだな」と思うようになり、一蹴できなくなりました。含羞を持って、こういうご都合主義を肯定したい今日この頃です。

ついでに、ブックオフで買ってきた「カボチャの冒険」(五十嵐大介)も読んでおるのですが、うむ、普通の動物マンガだな! ますますもって謎の人であります。>五十嵐大介
ある意味、白木々津(ヘレンさん)と黒木々津(ふらんちゃん)ぐらいの懸隔を感じて玄妙な心地になりますが、そういえば、「フランケン・ふらん」の4巻発売を記念して、木々津克久さんのサイン会がおこなわれるようですね。これは参加したい! 「フランケン・ふらん」も結構ですが、「ヘレン.esp」の続刊は出る予定はあるのでしょうか?」って聞いてみたい!


ということで、軽く前振りを終わらせて電撃大王11月号の感想です。なかなかぶ厚くてよろしい。
巻頭で、「電撃大王GENESIS」が新しく創刊されるというニュースが載ってましたが、森山大輔がイラストを描いてるという時点で、にゃんともかんとも、微妙な気が致します。全作品がオリジナルということで、応援したいのはヤマヤマなのですが、まずは本誌をもう少し充実させてからの方が・・・


ガンスリンガー・ガール相田裕
久しぶりにピノッキオを見ましたよ。こう絡ませてきたかあ。
フランコ・フランカコンビも出てきたら、泣けてきそうだ。まだ遺体が確認できてないからなあ。


・こいこい生徒会(あらきかなお
今回はホスト部ネタ。そういえば「なんとかかんとかホスト部」とかいう少女マンガがありましたな。
それはともかく、作者さんはバニーが好き過ぎで困ります。いいぞ、もっとやれ。


よつばと!あずまきよひこ
面白かったのですが、やっと再開したと思ったら、次号も単行本作業のため休載ですか・・・_| ̄|○
なにはともあれ、11月27日に9巻が発売です。ミジョー・ショートさん、良かったですね!


ケメコデラックスいわさきまさかず
先月からなにやら野球やってるんで、真面目に読んでいたら、ひどいオチだった。俺の時間を返せ!


とある科学の超電磁砲冬川基
落としやがった!


・天乞(ていか小鳩)
まだ様子見段階ですが、今月号で作者さんがちょっとヘンタイさんなのが、そこはなとなく分かりました。いいぞ!


・ラブアレルゲン(桂遊生丸新連載
この乗りにくいノリ・・・まさにアレね!


・ジャグリ(遠藤沖人)
一時期、遠藤沖人と遠藤海成を混同していたのはナイショだ! 絵柄変わったなあ(変わってません)。
絵柄的に、重い話かと思ったら、異様にカルい内容でマイってしまうが、面白いのでならば良しなカンジ。


・ふくかみ!?(ソウマトウ)
電撃大王が自信をもって送り出す期待の新人」というフレコミですが、これを読む限り、「電撃大王GENESIS」にも、期待が持てないような・・・。もうちょっとこう、独特なものがある人を送り出してくれませんか?


我が家のお稲荷さま(松風水蓮)
「どうだ?」との天狐さまの仰せですが、スミマセン、僕には風俗嬢のコスプレにしか見えませんでした。


・魔法使いと弟子の不適切な関係(紺矢ユキオ)
作者さんがイッパイイッパイな様子が誌面から伝わってきて、「もういいんだ、お前はよくやってる!」な気持ちになるのはなんとかしていただきたい。


とらドラ!(絶叫)
亜美ちゃんのキャラクターが、あんまりにも類型的なんで、このキャラが出てきてから、この作品に対する興味が薄れてくる一方で困る。3巻買うか、微妙だなあ。


・大奥チャカポン!(まいたけ)
う~む。作者さんがちょっと、お疲れ気味な感じが・・・。
御楽祭には、期待しております。


・局長に訊け!(烏丸渡)
落としやがった!Part2
まあ、先月で一区切りがついたわけですし、そんなにダメージはない。番外編、面白かったし。


・灰色の街(大堀豊)読切
デウスXマキナ」が落ちたために掲載されたのでしょうか。
主人公がメガネ男子というのにも、もう飽きたなあ。「黄昏乙女×アムネジア」(めいびい)の主人公も、途中からメガネを掛けはじめたし、流行ってるんですねえ。
内容は、もう少し頑張りましょうな感じ。読切らしく、おもくそ破天荒な展開にすれば、アラも目立たなくなるものですが、この読切の場合、はったりの効かせ方が大人しすぎるので、それならばリアルさをもっと追及すべきと思いました。


・私立サンドリナ学園ヒーロー部(火事屋)読切
ハイテンション読み切り!ということですが、この絵柄でハイテンションなノリは無理があるのではないかと。嫌いな絵柄じゃないので、得意分野で勝負した作品が読みたいです。


・電撃!となりの本屋さん(北欧ゆう)レポートマンガ
北欧ゆう、きたわあ~。なんか好きだ、この人。
このノリは、なんなんだろうと思い返してみれば、そうか、マガジンZに載っていたトホホな作品群に通じるものがあるのだなと(「ミラクルぱんつ超作戦」とか)。どうやったって嫌いになれない!
乃花先生のペン先になりたい。もしくは冬川先生のインクに・・・」とか言ってましたが、うむ! 絵柄の好みの方向性も、ワタシと共通してるんだよなあ。じゃあ北欧ゆうさんも、そういう絵を描きなさいよ!
このネームはつまらないね」と、オチで編集さんからダメ出しされてましたが、こういうイジられ方が、この人には合ってそうな気がします。なんとか生き残って欲しいなあ。


百合星人ナオコサンkashmir
登山ネタが、今週の「侵略イカ」とカブっていたのは、ご愛敬。
高乙山(たかおっさん)には笑ってしまいました。
電撃大王15周年記念ということで、とらのあなでもらえるフリペに、ようやく一番欲しかったナオコサンが登場しましたところで、毎月毎月、電撃大王を買いに、いちいちとらのあなへ赴くのは、正直メンドイので、そろそろこの企画は打ち止めにしていただきたい今日この頃。



センターカラーには、次号からの連載・企画が紹介されてましたが、再来月号からの新連載(「のりタマ」(オオツカマヒロ)は、大変好みの絵柄なんで、今から早くも期待しております。お、女の子だよね!?





イメージ 2