とりとめのない話2
なんか眠れないので更新するとか、ふざけてるの?
とか、自分にツッコみつつ、更新です。例によってGet On Your Bootsなんですが、あのドラムについては、どうなんでしょーか? なんか、すごく単調に聴こえるんですが。
「Let Me In the Sound♪」あたりから、ようやく活気が出てくるものの、もう、その頃には曲が終わっちゃうんですよね。
ラジオで「New Year's Day」を聴くといつも思うんだ。「なんて素晴らしい歌なんだ。ドラム・パートはどうしたんだ?」って。全然波が無くて平坦。もう少し時間をかけられてたら、もっとクリエイティヴになったかもしれない。どこかに座ってて、「New Year's Day」が聞こえてきた時のことを憶えているよ。二人の男(明らかにドラマー)が話しているのが耳に入った。「このドラムはすごく退屈だ」とかなんとかさ。(「U2 BY U2」p136より)
ラリーらしい、自分に容赦のない言い草ですが、似たような不満を、「Get On Your Boots」にも感じてしまう。狙ってやってるんだと思うのですけれども、まず、その狙い方が気に入らない(笑)
こういうドラミングなら、POLYSICSの方が全然楽しいよ! と思ってしまうのが辛いところです。U2<ポリという構図が許し難いのだなあ、我ながら(笑)
どうせならラリーも、ポリの新曲(「Shout Aloud!」)くらい派手にやってくれればいいんだけどねえ。いや、これはいくらなんでも派手過ぎだろう。
こういうドラミングなら、POLYSICSの方が全然楽しいよ! と思ってしまうのが辛いところです。U2<ポリという構図が許し難いのだなあ、我ながら(笑)
どうせならラリーも、ポリの新曲(「Shout Aloud!」)くらい派手にやってくれればいいんだけどねえ。いや、これはいくらなんでも派手過ぎだろう。
ポリのアルバム「We ate the machine」は、"初期衝動"を念頭に置いて制作されたそうだ。
どのバンドも初期の頃は、独特のエネルギーがある。どうしようもなく稚拙で荒削りだけれでも、無暗に勢いに満ち溢れていて、どうにも制御されてなくって・・・そういうエネルギーをアルバムに込めたかったと、インタビューで答えていた。
どのバンドも初期の頃は、独特のエネルギーがある。どうしようもなく稚拙で荒削りだけれでも、無暗に勢いに満ち溢れていて、どうにも制御されてなくって・・・そういうエネルギーをアルバムに込めたかったと、インタビューで答えていた。
これって、HTDAABとおんなじゃんとか読んでいて思ったのですが、Vertigoなんて、最初期の曲であるStories for Boysが飛び出すくらい、初期衝動に満ちてますよ。
No Line On The Horizonに至っては、初期衝動を突き抜けて、原始の衝動にまで達してしまってる感があるのですが、確かにこの曲はVertigoの、さらに向こう側へ到達した曲だと思います。
まあ要するに、ファーストシングルは、A面がNo Line On The Horizon2で、B面がGet On Your Bootsだったら俺、すごくハッピーだったのになあという話ですよ! それにしてもマグニフィセントのシングルが見つからないなあ。
ええまあ、賽の目がハッピーかどうかなんて、全くどうでもいいことなのですが、何年か前のロッキンオンのインタビュー記事を読んでたらですね、ボノさんってば、オナニー野郎という言葉が好きだとか書いてあったんですよ。何事ー!?
「時々ね、あんなに鮮やかなイメージを伴う発言をわざわざすることもないのになあと自分でも思うんだけどね。それでいて悪態をつくとさ、その響きが気持ちいいっていうか」
「オナニー野郎っていう語呂が気持ちいいと?」
「うん。やっぱり力強い表現は、ぼくのなかの詩人を煽るものがあるよ」
「オナニー野郎っていう語呂が気持ちいいと?」
「うん。やっぱり力強い表現は、ぼくのなかの詩人を煽るものがあるよ」
ということで、95年にフランスが太平洋で行った核実験に対して、MTVアウォードで当時のフランスの大統領であったシラク氏に、ボノさんが悪態をついたのですが、フランスの大統領に、テレビでオナニー野郎って言っちゃうのに比べれば、クリス・マーティンを“wanker”ってラジオで言うなんてのは、てんで大したことないでござるの巻。まあ、あえて言えば、当時35歳の、ロック・スターを気取ってたボノさんと、48歳にもなって、ノーベル平和賞候補にも挙げられてるボノさんとでは、立場が違い過ぎるだろってのがあるかな。まあ、いくつになってもこういう部分は変わらないんだなと、それはそれで嬉しいのですが(笑)
もうちょっと、ボノさんの言い訳に耳を傾けますと、
でも、あの時のMTVではね、ぼくはおもしろおかしく何かしたかっただけなんだ。それで叫んだんだよ、『なんて素晴らしい都市だろう!』ってね。すると拍手喝采が沸いて、さらに叫んだんだ。『なんて素晴らしい夜なんだろう!』。するとまた拍手喝采が沸いて、オチとして叫んだんだよ。『ちなみにきみたちの大統領はなんていうオナニー野郎なんだろう!』ってね。
確かに、これは笑える。笑えるけど、関係者一同は真っ青になっただろうなあ。そう思うと、余計笑えますね。日本のロックバンドも、紅白かなんかで、こういう発言をして笑わせてくれないかなあ。
まあなんですな、ボノさんは昔から、こういうキャラだったんだなと、なんだか腑に落ちましたよ。ダウンタウンの浜ちゃんみたいな人なんですね。
こういったチンピラ精神を、いつまでも失くさないでいて欲しいものです。とりとめもなく、終わり。