賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

税金を納めたくないでござる。

U2ファンの皆サマはどう思いますか???

という、豆鯛さんの問いかけに、2年間、沈黙を保っていたのですが(ゴメンナサイ)、何故かというと、ボノさんが「ノー・コメント」の姿勢を貫いていたから。

ボノさんがノーコメントなら俺だってノーコメントだぜっ。

などと、分かったような分からないようなリクツで、非礼を承知で黙ってて申し訳ない。
まー、ボノさんの性格から言って、いつか白状するだろうと甘く考えていたのですが、ようやく今頃になってコメントしてましたよ。遅いってばよ!


ぼくを攻撃したい人にとっては、税金問題は適当なものなんだろう。
ぼくらは何百万ドルの税金を払ってる。払うべき以上には払わない。
でも、そうだね、頭をはたきたいようなむかつく歌手に対するには、手頃なんだと思う。


酔月亭さんの記事から拝見いたしましたが、う~ん、なんかはぐらかされてるような。
問題点は、いくら税金を納めたかってコトではなく、今まで散々、アイルランドのアーティストに対する優遇税制に甘えてきたのに、creative収入にも課税すると決まった途端に逃げ出すってのは、人としてどーよ?という点だと思うのだが。

アイルランドでのコンサートでは、アイルランドODA額を、GDPの0.5%から0.7%に増やすように訴えてたのに、「君たちはアフリカのために、汗水働いて、たっぷり税金を納めてね。俺たちはオランダで安く税金納めて済ませちゃうけど」とか言われたら、そらアイルランド人は怒りますわ。


正直、ボノさんには、もっとぶっちゃけたコメントを期待してました。
親愛なるアイルランド人諸君! 私は君たちを熱烈に愛している。しかし、私は君たちよりもオランダの安い税率をもっと愛するだろう」とか言ってくれたら良かったのに。ソクラテスかよ。

もちろん、そんな国民感情を逆撫でするようなコメントをU2がするハズもないのですが、長らくノー・コメント状態で、やっとコメントしたと思ったら、はぐらかすような物言いで、ちょっとガッカリしました。もうちょっと真摯に答えて欲しかったなあ。節税対策云々よりも、正直に話してくれないコトの方がショッキングです(笑) 信用されてないのかな。そんなことでU2ファンを辞めたりしないよ~。

現在の世界的な不況を鑑みるに、この節税対策によって、U2が致命的なダメージを負うことを避けられた可能性は高いですね。なまじ男気を見せて、アイルランドで高い税金を納めてたら、U2という企業は不況のあおりで倒産してたかもしれない。

たとえアイルランド人のヒンシュクを買ってでも、生き延びるためにオランダに事務所を移す。英断だったとワタシは思います。今ドキCDなんて、誰も買わないよ~。
だからこそ、U2にはノー・コメントとかじゃなく、堂々と発表して欲しかったなあ。この件に関しては、U2サイドからロクにコメントしてくれなかったコトが本当にイヤでした(笑)


こんなところでしょうか。豆鯛さん、僕はこう思いましたよー!(笑)