賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

「図書館戦争」を読む。

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いえ、ちょっと最近、笠原一士分が不足気味で・・・

三ヶ月に及ぶ休載は、さすがにキツいっす。
ということで、少女マンガ・ヴァージョンの「図書館戦争」(弓きいろ)を読んでみたのですが(アニメや原作(小説)に行かないところが賽の目クンらしいよね!)、むむむ、俺の知ってる笠原一士とは、まるで別人ですぞっ(表紙で気付け)。

ヤだいヤだい、俺の知ってる笠原一士は、お風呂に入ってるサービス・シーンもちゃんと挿入してくれる女の子なんだい!
まあ、この入浴シーンは、電撃大王掲載時には載ってないワケなのですが(単行本化の際に加筆)。
あやまれ! ふる鳥弥生電撃大王読者にあやまれ! 主になまさんにあやまれ~!!

まあ、そんな浴場で欲情する話はさておき、ワタクシてっきり、弓きいろ版「図書館戦争」は、外伝的なお話なのだろうと思い込んでたのですが、あらあら、モロに本伝でしたよ。いいのかなあ。同じお話ですので、否が応にも、ふる鳥弥生vs弓きいろみたいな構図になってしまうのですが。

こんな風な(→)同じシーンで、どちらを選ぶかというと、これは好みの問題なのですが、制服だけなら、弓きいろ版のが好みです(笑)
ワタシはすでに、ふる鳥弥生信者と化してますので、公平な評価はもとより不可能なのですが、いかにも少女マンガな、弓きいろ版も悪くないかなと思ってしまったり。
心理描写という点では甲乙つけ難いものがありますが、アクションシーンでは、やはり、ふる鳥弥生さんの方に軍配が上がるのかな、ヒイキ抜きで(笑)

それと、柴崎さんが美人キャラ設定だったということを、弓きいろ版で初めて知りました。いやあ、ふる鳥弥生版では、笠原一士の方が美人だからなあ。これは気付かんかったっスわ~。

おおまかに言って、弓きいろ版が1ページで済ませているところを、ふる鳥弥生版では2ページかけてやってる具合ですので(→)、進行は、弓きいろ版が早いですね。ふる鳥弥生さんも頑張って連載を続けて欲しいです。本当に心の底から!

それぞれ、あとがきに、原作者の有川浩氏がコメントを寄せてますが、どちらかというと、弓きいろさんの方が、褒め方に気合が入ってますね。「この人しかいない!」って勢いですよ。
電撃大王の方が後発だったのかしら? こういう場合、褒め方に気を遣わないと大変ですねえ。

まあ、そんなこんなで楽しく読めました。花とゆめCOMICSを読むのも、なんだか久し振りだなあ。ついでに、2chの豊田徹也スレで取り上げられていた、「」(望月花梨)も、合わせて読んでみましたが(→■)、暗いね暗いね、真っ暗だよ!
暗い少女マンガってのも、久し振りっすわ~。こうなったら、三原順のマンガでも読み返すぞい。