賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

新装版「はやてXブレード」3巻&4巻を読む

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なんか蒼さん、カッケ~~!!
てか、こういうキャラでしたっけ?
いやいや将来的に、こういう頼もしい相棒になるのでしょう。来年は中学3年生。きっと一年後には、「ギャンブルフィッシュ」の美華さんのようなキャラになっているワケですよ!

お早うございます。朝っぱらから妄想まくりの賽の目です。

ということで、新装版でございますが、加筆はともかく、修正はほとんどないっぽいですねえ。
3巻初めの、この部分くらいでしょうか(→)。つくづく正面からのアングルに、不満を感じてしまう人なのですなあ。

加筆部分は、朱炎雪の髪の毛が変わってたのが印象的でした(→)。確かに印象変わるわ~。
あと、加筆と言いますか、綾那にボコられて、「もうここ出てくー!!」状態であった増田さんのその後のフォローがなされてて、そこも良かったですね。増田さん、いい人だ~。



3巻のメインは、夕歩編なのですが、改めて読み返すと、存外に夕歩が表情豊かで、ビックリですよ。無表情キャラと思い込んでましたが、こういうコマとか、なんか見逃してましたよ。次のページで「あたしに今日をくれて、ありがとう」と語るじゅんじゅんの泣かせるセリフに目を奪われていたためと、ここは言い訳させていただきたいです(笑)

4巻の後書きで、「正直言って3巻前後で終わ(らされ)るかもな~と思っていたので」と書いてまして、この夕歩編がクライマックスと当初は考えていたものと思われます。

シリアス一直線の、「シスターレッド」が、ああいう形で終わってしまったために、ギャグ+重い話を盛り込んだ、この夕歩編は、相当慎重にかつ、力を入れて描いたのではないかと思いますが、結果として、打ち切られることもなく、人気投票でも順&夕歩が1位&2位に選ばれるなど、大成功だったワケで、読む方も、なんだかホッとしたものです。ワタシも夕歩編が一番好きなシリーズだなあ。


そんな思い出深い3巻&4巻でしたが、5巻は会長の試合が始まるのかあ。正直アレはあんまり面白くなかったんだよなあ。紅愛が、李典シリーズを繰り出して関さんと戦った徐晃並みに、あの手この手を使って頑張ってくれれば良かったんだけどなあ。前フリがあんなに長かったのに、あっさりし過ぎだぜ、と今のうちに文句を言っておこう(笑)

白服組が、この頃からメインに絡んでくるようになりましたが、玲&紗枝コンビが微妙に好きになれないというのも、困りモノ。父親に振り向かれたいという玲や、家族のために飯炊き女になるという紗枝に、今ひとつ感情移入できないぜ。同じ白服でもシド&ナンシーは最高ですが

まあ、そこら辺は、今後の展開に期待ということで! 今やってる、はやて&綾那の戦いが、どう決着するのかで、あと、どれくらい続ける意向なのか判断できそうですね。朱炎雪がラスボス担当で、ワタシは一向に構わなかったりもするのですが。


それはともかく、旧版の3巻が出た際、作者初のサイン会がおこなわれたんですねえ。ファンとして、ここは当然参加するところなのですが、当日、思いっ切り風邪を引いて参加できなかったのは、今となっては懐かしい思い出。まだ持ってたよ、整理券
「ストロベリィ・シェイク」の1巻が出た時にもサイン会があって、無事にサインもらえましたけど、あの最初のサイン会が、最初で最後のサイン会だったら、泣くに泣けないですなあ。志村貴子も、まだ1回しかやったことないんだよな。もう少し早くファンになっていればっっ。

旧版の4巻は、とらのあなで買ったのですが、その時付いていたフリペでは、夕歩が順をお姫様抱っこしておるのですが、「ひとひら」(桐原いづみ)の甲斐くんも、これくらいの甲斐性があればなあと思ったり思わなかったり。


そんなヘタレはともかくとして、今回も楽しませていただきました。次回は難しいかな~。
なんてウソで、6巻は過去最高にハッチャけてた学園祭シリーズが始まりますので、これも楽しみであったりします。お笑い剣士鬼ヶ島は、かなりツボでした。でも新装版を買うと、「はやてXブレード」の6巻は、合計3冊持ってしまうことになるのだなあ・・・。