賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

はんなり雑誌感想

ええ、はんなりといけるとこまで。

週刊少年チャンピオン40号

今週もイカ娘が可愛かったのですが、新キャラがストライクど真ん中な件。
可愛いよ可愛いよ斉藤さん。まともで新鮮だよ斉藤さん。いや、常識は大事ですよ!
そんな次第で、今週も面白かったですねえ、週チャン。先週に続き、「トンボー」(沼田純)が面白かったのが不覚でした。「ハガキス郵政拳」で笑っちゃったのは俺だけでいい
連載第1回を「びみょ~」とか思ってしまってスイマセンでした、なまさん。週チャンを購読するようになって3週目ですが、「LOOK UP」(水穂しゅうし)といい、チャンピオンは、読者の眼力を試される作品が多いなあ。毎週気合入れて読まないとっ!
とりあえず沼田センセイにおかれましては、鮮魚売り場の仕事はモチロンのこと、マンガの方も頑張って続けてください。遅ればせながら応援します。


電撃大王10月号

賽の目です。今日、電撃大王を買ってきた賽の目です。こんばんわ。
発売日が変わると、どうにも購入するタイミングを逸してしまいがちですな。
ってコトでうむっ、今読み終わりましたが、特に書きたいと思う事がないぞ! 困ったな。

ええと、倉橋ユウスさんは、いい作品を描くんだけど、そろそろ新境地を見せてほしいな、とか。
ネコミミ」に続いて、「猫神たま」(はせ裕)も、なんとか読めるようになってきたぞ、とか。人間、努力すればなんでも読めるもんじゃー。

それと、先月に続き、今月も休載をカマしてくれた「図書館戦争SPITFIRE!」(ふる鳥弥生)なのですが、雑誌側が、あんなにプッシュしてるのに、こうも休載続きでは体裁悪かろ~、プレッシャーに弱い人なのかなあと、ホムペを覗いてみましたところ、心身の不調により休載が続いているとのこと。

きちんと謝ってるところが、好感持てますね。冬目景とは大違いですよ! とりあえず、ふる鳥弥生さんのHPにひどいコメントやメールをした人って、自分がゴキブリ並の存在だって分かってるんですかね。「女の人ビビらせてどーすんだよ!? ンなことして楽しいか!?」ですよ(by晴彦@機工魔術士)。そんなのと同じ朝日を浴びたくねーですよ。言いたいことがあるなら、堂々と、お天道様の下でやれってんだ。とーちゃん、情けなくて涙が出てくらあっ。


アワーズ10月号

表紙&巻頭カラーが「ナポレオン」(長谷川哲也)。それに相応しい、見事な暴れっぷりでした。長谷川マジック大爆発ですよ。最初から最後まで笑いが止まらなったです。

水惑星年代記」(大石まさる)は、次回、感動のクライマックス!って、よもや最終回ではないでしょうね。「ヘルシング」(平野耕太)も次回で最終回ですし、最終回ラッシュが続くのですかねえ。そして平野さんも、もうすぐお別れなんですから、巻末の勃起ネタはホドホドにせいと。

続きがどうなるのか、2ヶ月間ヤキモキさせた「シュガーはお年頃」(二宮ひかる)は、どうやらスカされた模様。ヒロインの妄想ばっかやんけ。とりあえず今月の本田くんの回想シーンで見せてくれた、泰然自若なアサミさんには、俺も惚れてしまいそうです。オリバさんの恋人、マリアみた~い(「わたしだってギリギリさ…」)。ヤイサホー!

新逆八犬伝アウトカラーズ」(石田敦子)は、「12歳って、そろそろ犯罪です!」としか。ここは「釣り屋ナガレ」(竹下けんじろう)のヒロインさんが16歳なのを参考にすべきです。

真田ぽーりんの「ドボガン天国」は、あの店長が、どーにもいけ好かないのですが、今回の「やれエコだ温暖化防止だ…言えばいいってもんじゃないのよねー。まったく人間サマはご立派よね」というセリフで、決定的にキライになりました。

テメエだって人間じゃねーかYO! ヽ(`Д´)ノ

何様じゃ、ワレ。いかんいかん。今日の賽の目クン、なんだか怒りっぽいぞ? まあ同類嫌悪だな、この感情は。
それはともかく、今後は精神衛生上、「ドボガン天国」を極力飛ばし読みすることにしよう。くわばらくわばら。

来月から、谷川史子さんのシリーズ連載が始まるとのことで、「ふふふ、小躍りしたい気分だよ」なのですが、できれば新増刊誌で始めて欲しかったなあと。まだ、あきらめてないぜっ!


ビジネスジャンプ19号

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右のページに、ハルが呆れてるみたいで面白かったです。

それはともかく、今号でシリーズ終了ということで、「イエスタデイをうたって」(冬目景)の6巻と画集が11月に発売されるとのことですが、確か画集は8月発売予定だったような・・・
まあ、年内までになんとか出てくれれば問題ないです。冬目景のおかげで、本当に待つのには慣れっこになったな! ファンになって良かったぜっ!

そんな自虐的な快楽に耽ってる場合ではなく、今シリーズの収穫はこれだけだったというのも悲しすぎるのですが、いやあでも、シナ子さんが、最後の最後にこんな大胆発言するなんて予想外でしたよ。それって、オールナイト? オールナイトもオケですか?
平成10年から始まったこのマンガ、連載10年経過して、ようやくここまでこぎ着けられましたよ。展開が遅いってレベルじゃねーですよ。いよいよ最終コーナーなんでしょうか。

冬目景の作品が載ってる時だけ、ビジネスジャンプを購入してますが、本当にこの雑誌は誰が買ってるのか、良く分かりませんねえ。「世にも奇妙な漫☆画太郎」とか、誰向けの作品なのかと。
そんな方向性がまったく見えないビージャンですが、「爆麗音」(山田秋太郎)とか、読める作品もちゃんとあるのがいいところ。佐木センセイ、ヤンジャンのアレは、もうあきらめてこっちに集中いたしましょうよう。

能條純一ラーメンマンガ(「ばりごく」)も面白く読めるなあ。これも歳を取ったせいなのでしょうか。「月下の棋士」もリアルタイムで読んでましたが、ようやく、この人の作品の「味」っていうのが、分かってきたような気がします。面白く読めることが面白いなっていう。こういう面白さもあるんだなあ。

ノエルの気持ち」(山花典之)は、お兄ちゃん大好き! でも実の兄妹なのに・・・だったのが、実は兄貴は養護施設から引き取られた子で、実の兄妹ではなかったという、超弩級のご都合主義展開が炸裂してました。

あやまれ、お兄ちゃんが大好きな「ストライプブルー」の空さんにあやまれ!


なのですが、そういえば「あやまれ」の元ネタ、「カレイドスター」のヒロインさんも、そらって言うんですな。そらさんにもあやまれ!


そんな八つ当たりはともかく、巻末の週刊少年ジャンプの広告を見ると、島袋光年が復帰したみたいですね。
あの事件が起きた時、ジャンプは廃刊になると思ってたんですけど、そうはならず、さらには事件の当事者も、普通に復活してしまうのですなあ。
犯罪者を差別するというものではなく、別に人殺しがマンガを描いたって、全然構わないのですけど、あの行為は、少年マンガ的にダメだろうと、ワタシは思ってました。
上手く言えませんが、「子供たちに夢を売るマンガ家が、カネで子供買っちゃダメだろう」っていう、やっちゃいけない最大級のコトを、あのマンガ家さんはやらかしたんだと思いますです。
ジャンプというか、集英社という会社(オトナ側)は、そういう倫理は持ち合わせてなかったんだろうなと思う次第です。
自分が少年マンガ、並びに少年マンガ家というものに、過大な理想像を抱いているからそう思うんでしょうかね。マンガ家さんは、いつでも子供たちの味方!みたいな。
カネで子供を買った人間と同じ雑誌に、自分の作品が載ってることについて、例えば尾田栄一郎さんなんかは、どう考えてらっしゃるのかなあと、少し興味があります。


う~む、今回は、はんなり進めてゆくはずだったのに、妙にトンガったことを書いてしまった。感情の、コントロールだ、賽の目。反省します。