賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

続き

ニートダディ」(三国正)

売れない漫画家・三国正。ニートゆえに彼女と籍を入れることを許されず、未婚のまま子育て中。そんな三国に業を煮やした彼女は、どこまでも恐ろしく、連日キックやパンチの嵐!! 100%事実の怖いくらいにリアルなエッセイコミックス! 

という内容でございまして、以前読んだ「モテずに死ねるか!」(花津ハナヨ)が面白かったので、そういうノリの作品をまた読みたくなり、コレを読んでみたのですが、うむ、「他人の不幸は蜜の味」という、この笑えるけど笑えないテイストは、一度ハマったらクセになるな。
フィクションとノンフィクションの狭間で、いかにエンターティンメントとして読者に笑いを提供できるかという見極めが、こういったジャンルでは大事だと思うのですが、この「ニートダディ」は、そこは上手くいってるように思います。巻末に彼女の側から見たエッセイコミックが載ってるから、バランスが良くなったという気もしますけど。
三国正という人は、初めて知ったのですが、絵はイイモノを持ってると思いましたので、こういったエッセイコミックではなく、創作系の作品も読んでみたいです。なあ、コミックハイで(ry


ETC,ETC...

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前田ともさんは、ウィングスやら、コミックシルフやらで何度か目にしてるので、なんとなく気になってるマンガ家さんだったのですが、蓮見桃衣さんの作品を探してる合間に、ちょろっと購入してみました。
ええまあ、「36℃のキセキ」は普通の少女マンガだったんですが、「目にはさやかに見えねども」は、見事にBLでした。そりゃそうだ、新書館だもんな。まあ、ライトなBLですので、全然許容範囲です。この人の絵柄は独特でイイなあ。このキャラクターが美人という設定なのですが、あれ、オレの目が腐ってるのかな、ヒロインの方(黒髪)が、美人さんに見えるのだが。
と、見解の相違も少々ございますが、こういう絵柄は大好きですので、もっと色々読んでみたいですね。



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蓮見桃衣さんの単行本も、細々と収集が進んでおるのですが、そっかあ、な~んかこの名前に聞き覚えがあるなあと思ってたら、にゃるほど「橋本みつる」と「蓮見桃衣」って名前が近接してるんだな。
ここ数年、ブック○フへ行くたびに、「きみとぼく」コミックスの、橋本みつる作品の在庫チェックする習慣が付いていて、恐らく「神異伝」も、何度か目にしてるハズなのですなあ。縁は異なもの。
おかげさまで、「きみとぼく」コミックスの、橋本みつる作品は、かなり充実して参りましたが(なんか増えてるー!)、はい、ちょっと病気なんです、ボク。橋本みつるが、なかなか新刊を出さないのが悪い!

と、そう思ってましたら、わ~お、今月のウィングス橋本みつるの新作が載るんですってばよ!
これはいよいよ、単行本化のフラグが立ってまいりましたよ~!
久々、ウィングス買うぜっ! スピリッツも買うぜ! ビージャンも買うぜ! アフタヌーンは迷うぜ!

今回はローテンションで淡々と書こうという企画でしたが、結局最後はハイになる賽の目でした。