賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

アフタヌーン3月号感想&アワーズ3月号感想

アフタヌーン3月号

ワタクシ、表紙の次の折り込みページのことはまったく覚えておりません!
付録? そんなの付いてましたっけ?
ということで、今回は、四季賞作品が載ってなくって、少し寂しい3月号でしたが、その分、新連載の作品が良かったですね。とよ田みのるを除いて
いやいや、面白くないってワケじゃないんですけど、主人公がいいコト言って周りの人間がおおー、パチパチ~な展開は、ホントもう、「ラブロマ」で散々やり尽くされて飽きました。許してください。
冒頭の「普通」発言が、「臨死!江古田ちゃん」(瀧波ユカリ)のネタと、モロかぶりだったのは、爆笑しましたけど。前も、そんなことあったなあ。

百舌谷さん逆上する」(篠房六郎)は、これは電撃大王で連載して欲しかった作品です。こういうのが電撃大王に載って欲しいんだよな~。先行きがまったく見えないという点では、「世界の孫」(SABE)に匹敵するものがありますが(関係ないが、「無限の孫」には大笑いした)、アメゾから垣間見える担当編集者さんとの確執も含めて、どうなることやらと、今後が楽しみな作品であります。

オクターヴ」(秋山はる)は、前作でもほのかに感じられた毒が、今回は素直に前面に出ていますね。
元アイドルが主人公ということで、こちらは「つぶら」(山名沢湖)と一緒に読んでみたいなあ。柏原麻美はくれてやったのですから、、秋山はるは、コミックハイにくれ!

両作品とも、アフタだと、地味な作品になりそうなんですけど、大王やハイならきっと映えるだろうなあって思います。やはり毒のある作品は、アフタヌーンが本場だな!
それにしても今のアフタヌーンは、「ナチュン」の現在の展開並みに混沌とした雑誌になってますなあ。鼻毛スペシャル!



アワーズ3月号

・月の海のるあ(野上武志
谷川史子先生とあくしゅしました。(巻末コメント)
野上武志、許すまじ。
やってくれた楠。俺たちが恐れ多くて出来なかったことを平然とやってのけるッ。そこにシビれる、あこがれるゥ!・・・ワケねえだろ!!
もう今後、その谷川史子と握手した右手で、エロい絵とか描いたら、お母さん許しませんよっ。


それでも町は廻っている石黒正数
そういえばまだ、単行本買ってなかった。毎月読んでるから、そんな熱心に集める必要性を感じないんだな~。
今回は雪女ネタかあ。何度でも繰り返しますが、メイドの設定、意味ねえなあ。


水惑星年代記大石まさる
先月号のと比べると、今月はイマイチ。でも一輪車の子供が、よつばみたいで面白かったです。


シュガーはお年頃二宮ひかる
「ハネサラ」の夏川実みたいなキャラが出てきましたなあ。ヒロインと相性が最悪っぽくって、いいぞいいぞ~。
やはりこういう男キャラが入ると、てきめんに面白くなるなっ。ますます期待できるぜ! 百合展開はノー・サンキューだぜ!


・ナポレオン(長谷川哲也
バレンタインデーのような野蛮な風習は廃止した方がよいです。(巻末コメント)
神発言キタ――!
と、それはともかく、今月も面白かったですねえ。全員オージュロー部隊が一番笑いました。
ランヌ&ジュノー、ともに生還しそうですが、ランヌはともかく、ジュノーは、あのまま逝ってしまっても良かったような・・・そう思ってしまうほど、先月の別れのシーンは印象的でした。
俺は今からお前を見捨てて軍へ還る」に、ナポレオンという人の人格がすべて表現されてましたね。この集約力は凄い。「蒼天航路」(王欣太)に匹敵します。惚れるわ~。


今回はこんなところで。よーし、ハナイチコさん、読むぞ~。
・・・あれ? もしかして電撃大王コミックハイの感想、まだだった?