思い出のBOOTLEG 第１回「Unforgettable Rarities1983-1989」
タイトル通り、８０年代のアルバム未収録作品（シングルやソロなど）を、収録できるだけ、適当にぶっこみました～って感じの選曲です（笑）
本当に、選曲に脈絡がないし、音質も悪いし、いいところがないんですけど、そのごった煮のところが良かったんですね。
８０年代のU2は、レコーディングを終えてどの曲をアルバムに収録するのかを決める際は、曲の出来よりもアルバムのムードに合うかどうかが、決め手になってたみたいで、その結果、出来が良くてもアルバムから弾き出された曲がシングル等に流れていったみたいです。
だから、当時ワタシが持っていたU2のイメージ、アルバムからうかがえた「単一性」が、このブートによってガタガタになってしまいました。「こいつら、こんなこともしてたのかよ！」って（笑） すでに８０年代の頃から、彼らは実にいろんなことをやらかしていたのですな。
また、このブートからは、一種の「親密感」――やはりシングルのA面なりアルバムなりは、まず売れることが大前提であり、その点シングルのＢ面や他のアーチストの参加作品などは、それほど商業性にこだわらなくても良いので、そういった制約から解放されて、自分達の好きなように演奏してるなあ、というところが感じられて、今までよりずっとU2に対する親近感が強くなりました。うん、これが大きいな。
U2というバンドを、本当に好きになったのは、このブートを聴いてからかもしれない。
でも、久しぶりに聴いてみたけど、やっぱ悪いね、音質（笑）
「Unforgettable Rarities1983-1989」
Disc 1:
01. Silver And Gold
02. Luminous Times
03. Walk To Water
04. Spanish Eyes
05. Deep In The Heart
06. Race Against Time
07. Purple Heart
08. Sweetest Thing
09. Jesus Christ
10. Sweet Fire Of Love
11. Testimony
12. It's Chjristmas (Baby Please Come Home)
13. Desire (Hollywood Remix)
14. God Part II (The Hard Metal Dance Mix)
Disc 2:
01. When Love Comes To Town (Live From The Kingdom Mix)
02. Dancing Barefoot
03. A Room At The Heartbreak Hotel
04. Unchained Melody
05. Everlasting Love
06. Hallelujah Here She Comes
07. Love Comes Tumbling
08. 60 Seconds In Kingdom Come
09. Touch
10. Boomerang
11. Treasure (Whatever Happened To Pete The Chop)
12. New Year's Day (US Mix)
13. Two Hearts Beat As One (US Mix)
