またまたまた咲話
今回は団体戦での順番について。
近年では、先鋒にエースを置くというのが主流になっているようで、確かに最初にリードを奪っておいた方が後続が楽になりますもんね。
したがって、なるたけ高火力の選手を先鋒に配置しようとするのですが、各校もエース級を持ってくるだろうからある程度の失点はやむを得ない。多少防御に難があっても攻撃力の高い、イケイケの選手を先鋒に選ぶケースが多いようです。片岡優希さんや松実玄さんなんてその典型ですね。
おそらくはかつてはエースを据えていたと思われる大将ポジションは、先鋒とは逆に、最後の最後にまくられないために防御力の高い選手が候補に挙げられそうですね。またもう後がないため、なにがあっても折れない強い精神力も必要です。３年生で、できれば部長を置きたいところ。負けている場合は追い上げるためにある程度の高火力が必要ですし、大将ポジは難しいですね。
石戸霞さんや清水谷竜華さんが理想的な大将タイプだと思いますが、能力的に咲さんも大将向きですね。１年生でいささか精神的に脆い傾向がありますが、これは大将にしておきたい人材です。精神面では池田華菜さんが文句なしですが、能力的には明らかに先鋒向きですよね（笑）
中堅もなかなか重要なポジションです。先鋒と大将を繋ぐ位置にあり、ここがしっかりしていれば、次鋒と副将が失点を重ねても安心です（笑）
そういった点で竹井久さんが中堅にいる清澄の安心感はすばらです。１年生を大将に置くリスクはありますが、副将にデジタルの権化がいるので大丈夫（笑）。原村和さんがいなかったらさすがに咲さんを大将にすることはなかったのではないかと思います。
中堅といえばエースを中堅に据える伝統がある姫松高校ですが、あれは強豪校ならではの伝統ではないでしょうか。
つまり、エースを中堅に据えてもそれに匹敵する選手が何人もいるから問題ないという・・・。
選手層の厚い名門校だからこそ可能な技ですが、近年の魔物系の選手の台頭によって、この伝統は姫松にとっていささか厄介な枷になってしまってるような気がします。
魔物がいる前提で見た場合、魔物キャラがいない（漫ちゃんは微妙）姫松はやはり火力不足であることは否めません。
エースの洋榎さんを先鋒か大将に持ってこれれば・・・とついつい考えてしまうのですが、むしろ荒川憩ちゃんが姫松にいてくれれば…ッ！なんて妄想が湧き上がります。魔物には魔物で対抗や！
こちらのまとめサイトにあるコメント、
＞エースだしここで稼がないと姫松の面子的に後続が厳しい
魔物系がメンバーに入れば姫松も安心なんだけどなあ
先鋒 漫ちゃん
次鋒 のよー
中堅 愛宕ネキ
副将 末原恭子
大将 荒川憩
だったら末原先輩の過剰な負担も減るだろうに
まあ、このハイタッチが見たいだけなんですけどね
それはさておき、先鋒・中堅・大将に強い人を置いて、次鋒・副将はそれなりの人を置くというのが基本なのではないかと思いますが、その前提でいきますと千里山女子が一番理想に近いオーダーなのではないかと個人的に考えます。
去年までエースだった江口セーラを中堅に据え、恐るべき能力をもった園城寺怜が先鋒に。関西随一の高火力で部長の清水谷竜華さんが大将と、完璧な布陣ではないでしょうか。副将は堅い打ち筋のフナQさん（恐らく来年は部長）で、期待の１年を次鋒に置くというのも悪くない。１年生で名門校のレギュラーって、泉さん逸材だよな。
こう見ると決勝に行けなかったのが不思議なくらいですが（ワタシならセーラさんと怜さんを入れ替えます）、メンバー全員が攻撃特化の選手とか白糸台の監督は一体なにを考えて生きているのでしょうか。亦野さんは悪くないと思うんです。阿知賀女子はある意味「全員がエース」みたいな感じで、白糸台に近いノリですがこれは名将・赤土晴絵さんの存在が大きいですね。白糸台の監督は果たして決勝では登場するのか、気になるところです。
それはともかくとして、姫松高校はこれからが正念場ですよ。
だからこそ、唯一の姫松のストロングポイントである中堅戦が天王山となるわけでございまして、姫松ファンは今、固唾を飲んで「咲」を見守っている次第であります、来週休載だがな！ うん、やっと姫松応援サイトっぽいことが書けたぞ（笑）
賽ノ目手帖は姫松高校を応援しています！ ということで、
洋ﾞ榎ﾞちﾞゃﾞんﾞがﾞんﾞばﾞれﾞエﾞエﾞェﾞェﾞエﾞ～～～～！ﾞ！ﾞ
