賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

絵師100人展に行ってきました。

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ひゃっはー、2次元は最高だぜ!

とか、北斗の拳の悪役みたいなこと言ってないでですね。ゴールデンウィークということで、行ってきたワケですよ、100人展
現代を代表する絵師100人ということで、錚々たるメンバーが参集されておったのですが・・・→■

タアモ先生、こんなトコでなにやってんですか?

タアモさんって絵師だったのかよ! え、知らなかったよ(ダジャレ)。これは一体どういうことだってばよ。

一応全員女性の方なんですけど、ダメだ、この並びの異様な違和感はただごとじゃねえ。
と、そんな浮きまくりのタアモさんの勇姿を、新参とはいえ全作品を読んでる一ファンのはしくれとして、これは是非とも見届けなければなりますまいてと、勇躍秋葉原へ向かった次第でございます。

曇天模様の空の下、朝っぱらからヒマなオタクどもお若い方々がわらわらとアキバスクエアに集結してましたが、2日は13:00から桜沢いづみさんのサイン会があるのですなあ。まあワタシは桐原いづみさんのファンであって、桜沢いづみさんのファンでもなんでもないんで、関係ないワケですよ。ええまあサインはもらいましたけど。

桜沢いづみさん、左手でペンを持ってらして、驚きましたよ。わあ、左利きなんだあ。これでワタシの知ってる左利きのマンガ家さんはというと、


と、これまたまったく関連性が見受けられない並びで困るのですが、ワタシも左利きですので、なんか嬉しかったんですよ。
そんな勝手な盛り上がりはともかく、サイン会が始まるまでの3時間くらいを費やして会場を見て回ったのですが(足が棒になった)、今主流の「萌え」というのは、KeGさんみたいな、水彩画的な色彩感で表現されたものなのでしょうか。うん、こういう絵は好きだなあ。赤りんごさんの絵も良かったと思いましたが、この人は東方の人なのかあ。

いとうのいぢさんは、やっぱ凄いんだなあと今さら感心したり、よしづきくみちさんは相変わらず良い絵を描くなあと、いつものように感心したり、「とらドラ」の絶叫センセイの作品がキャンバスで描いてあってビックリしたりとか忙しかったのですが、そういえば最近絶叫センセイが女性と知ってビックリしました。じゃあ「とらドラ」が休載しがちなのはしょうがないなと、しょうもない鑑賞をしつつ、とりあえず思った以上にタアモさんの絵が浮いてなくってホッとしましたよ。どうせなら「たいようのいえ」の真魚さんの舞妓さん姿を見たかったですが。

そんな中、西中康弘さんという方の絵が、ある意味一番「マンガ」的な作品で非常に気に入ったのですが、家に帰ってネットで調べてみましたら、あららマンガ家さんじゃなかったんですね。なんてこったい。ははあ、いちば仔牛さんと同僚という間柄なのでしょうか? そういえばちょっと似てるかも。どちらも好きな絵柄だなあ。

ということで、なかなか勉強になりました。こういう企画を外務省が後援しておこなうとか、萌えもすっかり市民権を得たものだなあと感慨深くもなりゆく春の夕暮れでございました、まる。