賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

読書の秋、おすすめの読み物は?

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旅のラゴス」(筒井康隆)を推薦する。
断筆宣言以降の作品はほとんど読んでないのですが(っていうか小説自体全然読んでない)、今まで読んできた筒井康隆の作品で、この作品が一番好きだ。さすが、73歳にもなってラノベを書こうとする人だけのことはあります。すみません、ボクはもう、ラノベとかとても読めないっす。筒井康隆、若いなあ。
それはともかく、「旅のラゴス」ですが「物語」が好きな人ならば、きっとハマると思います。小説という枠をとっぱらってしまい、マンガやら映画やらすべてを含めた上で、この作品は最高の物語のひとつだと思います。
ワタシが読んだのは徳間文庫版ですが、巻末の鏡明氏の解説が素晴らしかった。熱かった。
新潮文庫版も、この人の解説が載ってたらいいなあ。