賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

MewのライヴをYoutubeで再現してみる

かんたんモードの限界に挑戦するぜっ。
 
 
 
ってまあ、どこまで動画を貼れるのかってだけの話ですが。
今回は2月21日におこなわれたMEWのライヴで演奏された曲を、Youtubeからみんな取り上げてみようかと。
あのライヴ以来、Mewを毎日聴いてるような気がします。
 

Introducing Place Player

 
 
No More Stories...」より。
変拍子っすな~。この序盤からポップな展開に持っていくところが凄いです(笑)
 
 

Am I Wry? No

 
 
Frengers」より。
名曲来た~。この曲は大合唱しないと収まらないところがありますね。
Mewを知ったばかりの頃、「フレンジャーズ」がファーストアルバムかと思っていたのですが、そうじゃなく、すでにデンマークで2枚出していており、「フレンジャーズ」は過去の経験を踏まえて、相当練り込まれて作られた作品なのでしょうね。
いずれにせよ、この完成度には驚かされるばかりです。聴けば聴くほど、深みに惹き込まれていくような気持ちになります。
 
 

156

 
 
Frengers」より。
1曲目に勝るとも劣らない名曲。この2曲で完全KOされますね(笑)
正直、歌詞の方は、あまり読んでないのですが(申し訳ない)、「物語」性を強く感じます。
このダイナミズムは、ややもすると月並みに感じてしまうのですが、彼らの音楽性の新しさが
それをねじ伏せて新鮮に聴こえさせてしまいますね。
 
 

Repeaterbeater

 
 
No More Stories...」より。
最新作の中で、一番ロックしてる曲でしょうか。ライヴで格好良さが分かりました。
Snow Bridge、Apocalypso、Repeaterbeaterが、ワタシの中ではMewの「ロック3兄弟」であります(笑)
 
 

Sometimes Life Isn't Easy

 
 
No More Stories...」より。
時には人生も楽じゃないさ」というタイトルですが、バックに流れている、年齢不詳の男たちが踊ってるCG?が、すべてを表しているような気がします。滑稽で辛くて楽しくて哀しい気持ち。ヒア・ウィ・ゴー!
これもライヴで、良さが分かった曲です。
 
 

Hawaii

 
 
No More Stories...」より。
このアルバムで一番好きな曲。3:40頃から流れはじめる、このアニメの出来が良すぎる
ある意味、「Sometimes Life isn't Easy」に対するアンサー・ソングになってるような気がします。
最初は、タイトル的にリゾートソングというか、癒し系的な曲なのかと勘違いしてましたが、これはむしろ北欧的というか、死者の側から生者を祝福するというか、日本なら盂蘭盆会みたいな祝祭的な高揚感があります。自分でもなに言ってるのか分かりません(笑)
とりあえず恍惚的な曲という点で、U2の名曲群にも引けをとらない出来だと個人的に思います。
 
 

Apocalypso/Saviours Of Jazz Ballet

 
 
And The Glass Handed Kites」より。
カッコイイ曲来た~。
しょっぱなから観客がハイテンションで合唱してるところがイイですね。これは盛り上がりますよ。
こういう疾走感のある曲も、Mewは得意としてるんだよなあ。ドラムのスィラスの力が大きいと思いますが、この軽快な推進力は素晴らしいです。それにしても、噛みつこうとしてる獣たちがコワイです(笑)。

 

Silas The Magic Car

 
 
 
No More Stories...」より。
アダルティーMewの面を見せてくれる曲。
こういう曲でも、彼らの音楽の特徴であるメランコリックな調子が消えませんね。
むしろ、こういう曲にこそ、よく表れてくるというか。
そうでなければ甘ったるくて聴いてられないということになるのですが(笑)
 
 

Beach

 
 
No More Stories...」より。
曲に合わせて、さまざまな風景が流れる映像が興味深かったです。
音質はあまり良くありませんが、とりあえずドラムだけ楽しんでいただければ十分ではないかと(笑)
 
 

Special/The Zookeepers's Boy

 
 
And The Glass Handed Kites」より。
個人的にMewの現在のところ最高傑作ではないかと思います。
Specialもとても良い曲なのですが、Zookeeper's Boyの前には前座的なポジションに落ち着いてしまいます。
Mewの音楽の持つ「夢見る力」が、最高度に発揮された曲。冒頭のまがまがしいギターから、日常の世界から引き剥がされて、別の次元へと引きずり込まれてしまいます。

「最初からおかしいくらいに野心を持っていたんだ。初めて自分たちが作った曲を聴いた時、それが世界最高の曲だと思ったんだよ。まだライヴもやったことがなかったのに(笑)。だから、それを広めなくちゃ!と思わずにはいられなかったのさ。」(byボー) 「Frengers」のライナーノートより
この、Zookeeper's Boyを聴けば、ボーの確信は間違っていなかったと断言できます(笑)
こういう曲を作れるヤツらが、バンドを続けないのはおかしい!
 
 

Tricks Of The Trade

 
 
No More Stories...」より。
適当なライヴ映像がなかったので、これで。
Silasといい、「No More Stories」は、こういう成熟したポップなサウンドが多いですね。
さすがペットショップ・ボーイズをリスペクトするバンドだけのことはあります。
 
 

Cartoons And Macrame Wounds

 
 
No More Stories...」より。
静から動へのダイナミズムがお見事。美しいなあ。
観てみたいけど、ライヴには向かないんじゃないかなあと、アルバムを聴いた時に思いましたが、
余裕でライヴで演奏してるところもお見事。
 
 

 
Frengers」より。
初期U2のような(「Two Hearts Beat As One 」とか)疾走感溢れる曲。
ドラム良ければすべてよし、の見本のような曲ですね。
この頃には、まだ洗練されてない荒々しさが曲に残ってますね。
 

Comforting Sounds

 
 
Frengers」より。
こういう長い曲を平気でアルバムに収録するあたり、当初から自分たちの音楽に自信を持ってるんだなあということがうかがわれます。U2がBADを入れたのは4枚目なのに。
この曲を聴くと、このバンドはプログレというより、クラシックの要素をまんまロックのフォーマットにぶっこんだみたいな、知性的というより直感的、「これカッコ良くね?」ってノリでやっただけじゃないかなあって気がします。プログレ的な知性があまり感じません、とかいったら怒られますね(笑)
 
 
と、以上なのですが、後半は息切れしてすみません。
こんなに貼ってしまっても本当に大丈夫なのかな?
 
 
 
 
2/21(日) 渋谷DUO
1. Intro
2. Introducing Place Player
3. Am I Wry? No
4. 156
5. Repeaterbeater
6. Sometimes Life Isn't Easy
7. Hawaii
8. Apocalypso
9. Saviours Of Jazz Ballet
10. bear
11. Silas The Magic Car
12. Beach
13. Special
14. The Zookeepers's Boy
15. Tricks
16. Cartoons And Macrame Wounds
17. Snow Bridge
-encore-
18. Comforting Sounds