賽ノ目手帖Z

今年は花粉の量が少ないといいなあ

人生の道

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アフォリズムと言いますか、エラい人の短い言葉をまとめた本とか好きなんですが、トルストイの本にも、そういうのがあるんですな。
上巻の103ページには、


中国の聖人に向かって、学問とはいかなるものか?とたずねた時、彼は答えた。人類を知る事である、と。さらに、善行とはなんぞ?とかさねてたずねた時、彼はこう答えた。人類を愛する事である、と。


という言葉がありましたが、これは多分、論語の一節だよなあ。

論語を読むトルストイというのも、なかなか味わい深い情景ですなと思う次第。